Neo Culture #Journal

Layered Little Press #Journal(旧Neo Culture)

小さすぎる出版社Layered Little Press(旧Neo Culture)

新疆style その1.モテたい人必見!! 新疆料理店でのデキる男女の振る舞い方

Tour Neo Culture シルクロード大巡礼祭り

第四段!

 

シルクロードの中でも新疆ウイグル自治区にテーマを絞り

"全く役に立たない記事"をはてなブログにて配信する企画

新疆style!!

 

全4編を毎週1編ずつ配信します~!

 

そして今回がその一発目です~!

 

モテたい人必見!!
新疆料理店でのデキる男女の振る舞い方

 

と言うことで、

彼氏彼女と二人で新疆ウイグル自治区へ旅行へ行かれるあなた!!

気になるアイツと二人で新疆ウイグル自治区へ旅行へ行かれるあなた!!

 

この記事を読んで練習を積み

ぜひスマートな所作を身に付けてから

実戦に臨んでいただきたいと思います。

 

では!!

 入店。

 

あ、今回の記事は「食堂よりは上ですが星が付くようなレストランよりは下」

くらいのレベルのお店に行ったことを想定して書いております。

 

大体どこのお店も

勝手に好きなとこに座れ

といった感じです。

 

席の案内は普通されないので、勝手に空いている席に座りましょう。

 

人が座っていなければ、まだ片付けられていない席に座っても大丈夫です。

 

その場合は相手に一言、

 

「あそこまだ片付いてないけど景色がいいからあそこに座ろう。」

とか、ストーブのあるお店だったら

「あそこが暖かいよ。」

 

と言って気遣いできるアピールをしてポイント稼ぎをしましょう。

 その際はすぐ片付けに来てくれるから大丈夫という旨も忘れず伝えます。

 

さて、席に着いたらメニューを見ましょう。

大体漢字とアラビア文字ウイグル語で併記してあります。

 

と、ここで、

大体やかんに入ったお茶が運ばれてきます。

コップも2つ。

 

ここは新疆料理店でもっともスマートな所作が求められるところです。

他の何を忘れてもこのお茶に関するマナーだけは忘れてはなりません。

 

まず、前提として、

このコップは汚れているかもしれない(フツーにきれいなんですけど)

ということがあります。

 

そこで、そう

あっと気づいたそこのあなた

正解です。

 

なのでまずコップを洗うのです。

そしてこの洗い方がポイント。

 

まず相手側に置かれたコップに少量のお茶を注ぎます。

 

そして軽くコップを回して縁までゆすぎ、

そのお茶を自分のコップに移します。

 

そして今度はそのコップを相手の見えない位置に持っていき、

軽くコップを回して自分のコップをゆすぎ、

 

足元に置かれているゴミ箱の中に捨てます。

ゴミ箱は店員さんがそっと置いていってくれるのですが、

そのゴミ箱の位置を確認するためにテーブルから下を覗き込むのも野暮というもの。

この一連の動作を息をするように自然に行うことがポイントです。

 

そしてその間に相手にメニューを読んでもらいます。

 

 

さて相手方にはメニューを読んでもらっているのはいいですが、

 

まずわからないと思います。

 中国語とアラビア文字ウイグル語なので。

 

なのでここで絶対抑えておきたい料理と

避けた方がいい料理を解説します。

 

まず避けた方がいいのはやけに値段の高い料理で

大盆○○

という名前の料理です。

大盆鶏、大盆羊肉などお店によっていくつか種類があります。

これは読んで字のごとく大盆に盛りつけられる料理で、

ボリュームが多すぎて2人ではなかなかしんどいです。

大盆鶏は鶏を一羽まるまる料理します。

なので避けます。

でもこれだけ避ければ後は大体大丈夫です。

 

そしてここから押さえておきたい料理たち。 

まず伴麺

これは彼らの言葉でラグマンと言われる中央アジアのうどんです。

これが一番有名なので、1品は頼むことになると思います。

新疆地区のラグマンは和えうどんスタイル。

具とうどんが別々に盛られて出てきます。

なのでぶっかけて食べましょう。

 

ただし注文の際は要注意です。

ラグマンというのは日本のうどんという言葉と同じで、料理の系統の総称であるため、

お店でラグマンと言って注文はできません。

 

何ラグマンなのかを言う必要があります。

が、中国語の発音は難しいしカッコつけて中国語で言っても通じなかったりするものなので、

ここは指差し注文でスマートに。

 

現地人とのやり取りを楽しみたければ中国語で言ってもいいのですが、

相手もウイグル人で中国人じゃないし

中国語ネイティブでもないのでノリノリで相手してくれる人ばかりではありません。

 

他に抑えておきたいのは

ぶつ切りのほうとうの様なうどんを羊出汁とトマトのスープで野菜と一緒に煮た湯飯

 

羊シュウマイの薄皮包子

 

羊挽き肉の包み焼きの烤包子

 

羊炊き込みご飯の抓飯

ただし抓飯は結構オイリーなのでそこだけ注意です。

 

ボリュームは場所にもよりますが日本の一人前より多い場合が多いので、

それも最初に相手方に伝えましょう。

 

 

注文をするとラグマンにしろ湯飯にしろ

麺を伸ばすところから始めるので少し時間がかかります。(混んでなければ5ー10分)

 

薄皮包子と烤包子はすぐ出てくるので、

これならすぐ出てくるけどひとつ頼む?

と聞いてここでもポイントゲットです。

 

ちなみにこの二つは時間帯によっては売り切れてしまっているので

頼む際は指差しと、

有没有?(ありますか?)

と聞きましょう。

ヨウメイヨウ

と読みます。

 

ゆっくり言うと逆に通じにくいので、

さっと早口で

ヨウメイヨウ

と言えるように練習していきましょう。

 

ありますか?と注文の際に聞くことで、

これは時間帯によってはなくなっちゃうんだよね~(・∀・)

と言ってツウっぽさを演出できます。

 

さて、食べましょう。

 

薄皮包子は分かりますが

烤包子も注文すると箸と一緒に出てきます。

手でもいいですが箸で食べても大丈夫です。

 

テーブルにはだいたい

 

お酢と辛味が

 

置いてあります。

 

お酢は日本のものより酸味はかなり弱いですが

独特の香りがあるので最初はかけすぎ注意です。

 

辛味は辛味バクダンです。

少しずつ足しましょう。

  

ちなみに生のにんにくもけっこうな確率で置いてありますが、

どのタイミングでどれくらいどのように使うのか

全然わかりませんでした。

 

 

食べ終わったらお会計です。

席を立つ前にテーブルに置いてあるティッシュで口を拭きましょう。

 

そしてだいたい入り口の辺りにレジっぽい場所があるのでそこまで行ってお会計を済ませます。

無ければその辺の店員さんに直接手渡しします。

 

お会計の際にはウイグル語で

ヴェキヤクシェ(美味しかったです)

ラフマッ(ありがとう)

とさらっと言いましょう。

 

ウイグル語で挨拶しても塩対応のウイグル人もいらっしゃいますが、

終始無愛想だったおばちゃんが最後の最後に満面の笑みをくれたり

「おーウイグル語わかるんや!」

みたいな感じで言葉一つで仲良くなれることも多いので、最後はぜひウイグル語で。

 

以上!

それでは良い旅を!!

 

 

料理教室40点、その意味。

11/27 「2種類のスパイスで作る本格インド料理」というテーマで

料理教室を開催しました。

 

そして料理教室終了後に、参加者さん全員にアンケートにお答えいただきました。

 

アンケートは無記名でお願いして、

だれが書いたか分からないようにして回収しました。

 

アンケートの項目の一つに、

「今回の料理教室の内容は4000円に見合ったものでしたか?」

という項目がありました。

 

すごく良い評価をくださった方もいらっしゃいました。

少し厳しめの評価をくださった方もいらっしゃいました。

 

そして今回、

一番厳しい評価を付けてくださった参加者さんがなんと記名して下さっていたので、

なぜその点数をつけるに至ったのか

直接会いに行ってお話を伺ってまいりました!!!

私はこれでも教育大出身で、

人様にお教えするということに関してはそれなりにこだわりもありますので。

 

以下その一部始終を対談形式でつらつらと書き綴ってゆきます。

 

 

私(以下T)「今日はわざわざお時間作っていもらってしまいどうもすみません~!!ありがとうございます!」

Aさん「いえいえ、むしろごめんなさい!!全然そんなつもりじゃなかったんですけど!!!」

T「いや、むしろせっかくなのでどんどんゆうてやってください!w」

Aさん「こ、こわいw」

 

T「じゃあさっそく、具体的にどこがどんな感じでその評価になったとかありますか???」

Aさん「ん~、私はたまーに気まぐれで他の料理教室とかにも行ったりするんだけど、、、なんていうかー。。。」

 

Aさん「今回の料理教室はシンプルが売りだったじゃない???でもー、

それにしてもシンプルすぎ!??w

T「なるほど。」

Aさん「じゃがいもだけ~、とか大根だけ~、とか。。。

うーん、家庭的なインド料理って豪華になりづらいんだけどね。」

 

Aさん「後は、他のスパイスのこともプリントなんかで知りたかったかなー???

そうすれば他のスパイスも自分で料理するときに使えるし。」

T「確かに、今回はOPTIONでクミンシードを使えば~とか、仕上げにブラックペッパーで~みたいなことは書かなかったんですよね。」

 

T「前にどこかでやった料理教室ではOPTIONでこういうスパイス使うとさらに美味しい、とか書いたんですけど。」

T「今回は食材で、たまねぎやにんにく、グリーンチリを好みで追加できるような情報は書いたんですけど、確かにスパイスのことは完全に2種類しか書かなかったですね。」

Aさん「辛くしたいときはこのスパイス~とか、もっとパンチが欲しいときはこのスパイス~みたいな。」

Aさん「一回配布資料として作っとけばいつでも使えるし楽じゃない???」

T「でもAさんは参加者さんの中でもダントツでレベル高いですから、そういった意味でも、今考えれば確かに物足りなかったと思います。いうなれば専門家みたいなもんですしw」

T「今回はかなりビギナー向けの教室だったんですけど、包丁握れなくてもOK!みたいなこともイベントページ書きましたし、でもそれでも上級者の参加者さんがいらしてくださったときには、対応できた方がいいですよね。」

T「そこは全然抜けてました~。」

Aさん「でもすごくシンプルだったから○○君も、家に帰って自分ですぐ作ってフェイスブックに写真あげたりできたんだよね~!!あれがスパイス2種類じゃなくて、3種類だったらもうできなかったと思うもんね。スパイス自分で買えないだろうし。」

 

T「上級者向けの”発展的な内容”みたいなものがあればよかったんですよね。さっきの配布資料みたいなもの作っておいて、欲しいって人には渡せるような!」

Aさん「そう!!!それ!!!多分私の欲しかったものそれ!!!!!」

T「おお、なるほど。後は昼間だと参加者さんが多くて、自然と質問の数も多くなって、発展的な内容みたいになってたのかもしれないです。」

Aさん「ああー、それはあるかも。」

T「でも他の参加者さんからもアンケートで、スパイスの組み合わせや配合のことももっと知りたいとか、知りたくなったとか書いてくださっていた方がいらしたので、次回はそれ作ってみますね!」

 

 

T「後はこっちでちょっと考えていたのは、Aさんのグループ、あれがちょっとしょっぱくなっちゃったじゃないですか???あれも原因だったかなって思ったんですけど。」

Aさん「え!???いや!!!!そこはむしろ全然!!!!!」

T「え!?????そこそうなんですか!???」

Aさん「そこ全く気にしてなかったよ!!!」

T「そうなんですね!!!いや、他のチームはみんな普通にできたんですよ。

でも一つだけしょっぱくなってしまったってことは、何て言うんでしょうね、

レシピの完成度というか安定性の問題というか。」

Aさん「でもあれはレシピのせいじゃないと思うけどな~。」

 

T「でもやっぱり同じレシピでも作り手によって味も変わってきますから、そこを安定させるのって難しくて。でも分量をきちっと書くとそれでもうすごく難しく見えたりするじゃないですか~。今回はとにかくラフにカジュアルに行きたかったので。」

T「それに帰ってやるときに、トマトも玉ねぎも大きさも何もかも違うじゃないですか。」

Aさん「でも私も一回言われたことあるよ~!私も”少々”とかよくレシピに書くからさ。」

Aさん「”少々”ってどれくらいか分からん!!!!って言われたことがあるwww」

T「あー、やっぱりわかりづらいですよね。”大さじ1/2以上”とかそんな感じですかね~、分かりやすく書くとしたら。」

Aさん「人によっても違うし、そういうのって分かりやすく伝えるのって本当に難しいよね。」

T「どうすれば分かりやすく、そして正確に伝えられるのかって、

多分我々の永遠のテーマですよね。」

 

T「今日はこんなもんですかね、ありがとうございました!!」

Aさん「いやー、私も料理教室とかそのうちやる予定だったから話ができてすごい勉強になった!!」

 

という感じで、

とても実りのある時間を過ごすことができました。

 

直接話を聞きに行くなんて、

勇気が要りましたが行ってみてよかったですw

 

必ずや、次回に活かします!

<コンサルティング・ケーススタディ> Case.1-ビジネス街におけるランチタイムのお弁当の販売戦略

「ビジネス街におけるランチタイムのお弁当の販売戦略」

2016年4月より、都内のビジネス街にある飲食店で、ランチタイムのお弁当販売を強化するための取り組みを行ってきた。結果、2016年8月では同年4月の約5倍の個数が売れるようになった。その取り組みの過程をケーススタディとして以下にまとめる。なお、お弁当の販売価格など使用されている数字は実際のものではなく、取り扱いやすい数字に置き換えてある。

 

 

1.店舗のプロフィール

まず、飲食店のプロフィールを作成する。プロフィールには家賃などいくつかの固定費も含まれるべき(お弁当の販売価格は家賃などを考慮して決める必要があるため)であるが、今回は除外している。

 

<店舗のプロフィール>

立地;

都内ビジネス街にあり、最寄り駅より徒歩5分。ビジネス街は最寄り駅より歩10分の位置にあり、店舗は最寄り駅とビジネス街のちょうど中間にある。テナントの1階に入っているがメインストリートから一本内側に入った路地にあり、通勤帰宅時間にはビジネス街の従業員の行き来もあるが、まばらである。

 

お弁当の内容;カレーライス。(カレーとライスのみ。)

お弁当の販売価格;700円

1月~3月の1日のお弁当の販売個数の平均;5個

家賃;-

その他;店舗はオープンして一年未満。

 

 

2.課題と仮説

1.のプロフィールを参考に店舗の課題をシンプルに記述し、それぞれの課題についてその原因は何か仮説を立てる。(今回はお弁当販売に関しての取り組みのレポートであるのでプロフィールと課題の関係が分かりづらいが、お弁当販売を含め、飲食店経営全体としての”課題の発見”から行う場合はプロフィールの設定は必要不可欠である。)

<課題>

①1日のお弁当の販売個数が平均5個と少ない。

②お弁当のリピーターが少ない。

 

<仮説>

課題①に対する仮説;

A.周囲と比べお弁当の販売価格が高いからではないか。

B.当店のお弁当の販売価格が利用者の1日の予算を超えているからではないか。

C.お弁当の見た目にお得感が感じられないからではないか。

D.店舗の認知度が低いためお弁当販売を行っていることが知られていないからではないか。

 

課題②に対する仮説;

E.食べ終わった時に満足感が感じられないからではないか。(満腹感)

F.食べ終わった時に満足感が感じられないからではないか。(費用対効果)

 

 

3.仮説の検証ー結果と考察、対応策

前項の2.で考えた仮説を検証し、結果、考察およびそこから導かれる対応策を記述する。

<A.周囲と比べお弁当の販売価格が高いのではないか。>

当店は周囲と比べお弁当の販売価格が30-40%ほど高かった。当店は1つ700円であるが、周囲には500円から利用できるお弁当がある。

値段が高いというだけで、一概にそれが倦厭される理由になるとは限らないが、一般的にはお弁当利用者も1日の昼食で使える予算があり、それは個人のふところ事情だけでなく、周囲のお弁当の相場、つまりその地域での一般的なお弁当の販売価格にも影響される。(しかしその相場も、その地域にある企業が従業員に支払っている給与や、その地域の地価に影響を受けている。)

例えばある地域で平均的なお弁当の販売価格が500円であったとしたら、その地域の従業員は500円+コーヒー代で600円という予算を設定し、月々のやりくりをしようとするだろう。そのため周囲よりも高い値段でお弁当を販売するということは、利用者の予算を圧迫し、リピートの頻度の低下につながる可能性がある。つまり先の例で言うと500円のお弁当なら毎日利用できるわけであるが、それが700円のお弁当となれば給料日後やちょっと特別なときにということになる。(もちろん特別なときに選んでもらえるようなお弁当の内容でなければならない。)

よってテイクアウト派に日常的な利用をしてもらい、一定の販売個数を確保しつつ、目標の売上を達成するためには、この地域の相場に合わせるべくお弁当の販売価格の調整を行う必要があると思われる。

 

 

<B.当店のお弁当の販売価格がテイクアウト派の1日の予算を超えているのではないか。>

調査を行った結果、お弁当利用者1日のランチタイムの予算はコーヒーやお茶などの飲み物代を含め600-700円であることが分かった。当店のお弁当は1つ700円であるので、利用者によっては予算ギリギリ、もしくは予算オーバーとなっており、高頻度のリピートもしづらいことが考えられる。

よってお弁当本体は500円程度とし、高頻度のリピートを得つつ、100円のトッピングなどを販売することにより、追加料金を取りに行く料金体系が良いのではないかと思われる。

 

 

<C.お弁当の見た目にお得感が感じられないのではないか>

周囲ではおかずが2品以上付くお弁当がほとんどだった。具体的には500円でおかず2品

がつき、そこから100円増すごとにおかずが1品ずつ増える。それに含まれないものとして、八宝菜など丼スタイルのお弁当の販売もあり、それらは400円だった。

おかずの有無がお弁当の良し悪しに直結するとは一概に言えないが、今回のケースでは他店より販売価格が最大で300円高いが、当店は高い値段設定であるがおかずが付かないカレーライスであるということが利用者の心理にネガティブな印象を与えている可能性があった。

ただそれでカレーライスのスタイルで周囲の販売価格に合わせて値下げすればよいのかというと、それで販売個数が一時的に伸びたとしてもリピーターの獲得につながるともあまり思えなかった。新規利用者の獲得とリピーターの獲得は、取るべき方策が全く変わってくるからである。(値下げは、お試しという感覚で新規の利用者を呼び込みやすいが、その後リピートしてもらえるかどうかというのは、実際にお弁当を食べた後の満足感による。)

さらに単純な値下げは効果が出るのも早いが、その効果は一時的であることが多い。安い以外のメリットがないため飽きられたら終わりであるし、周囲のお弁当最安値が400円であり、それより安い状況を作り出すこともできないので、どっちつかずで利用者の記憶にもとどまりづらいと考えた。

かつ店舗の側から見ても原価のみが上昇するため、販売個数が伸びたところで薄利多売となり、その分多く売れても結局利益が以前と変わらないという事態にも陥りやすい。少ない人手で運営する個人店では日々のモチベーションの低下にもつながりかねない。そして値下げをして失敗しても、再度の値上げは難しい。慎重に、単純な値下げにならないような方策を考えなければならない。

そこで他店のお弁当との見た目上のギャップを無くすため、お弁当の容器をおかずも一緒に盛り込めるものに変更し、販売価格を500円とし、おかず付きのカレーライス弁当の販売を検討することとした。

 

 

<D.店舗の認知度が低いためお弁当販売を行っていることが知られていないのではないか。>

オープンして1年未満のお店のためは認知度は低いであろうと思われる。またお弁当利用者の顔ぶれが決まっていることや、お弁当の販売個数が3ヶ月間で動いていないことから、利用者の口コミはほとんどなかったものと思われる。

フェイスブックツイッターなどのSNSは性質上、今回のケースでは有効な販促ツールにはなり得ないと考え、確実に口コミのネタになるような仕組みの導入する必要がある。

そこで、2つ以上のお弁当をまとめて買うことによって割引を得られる「まとめ買割引き」を導入することとした。割引額も2個で1つに付き10円引き、最大5個で1つに付き50円の割引が得られる。これにより、テイクアウト派同士のお使いや、どうせみんなで買うならという理由でテイクアウト派がお互いに声を掛け合って当店のお弁当を利用する状況が作れると考え、口コミに近い効果が得られると考えた。また、手作り無添加という点も口コミのネタとなりうるため、その辺りの訴求も必要である。

 

 

<E.食べ終わった時に満足感が感じられないのではないか。(満腹感)>

当店における店内の利用者は全体の75%はライス普通盛り、20%がライス少なめで注文され、全体の5%が大盛りを注文される。大盛りを注文されるのは男性が多いが、少なめに関しては女性が多いとはいい難く、性差があるとはいいづらい。また現段階で普通盛りに関して提供量が少ないという声は出ていない。

お弁当のライスとカレーの提供料は店内の提供量に準じているため、お弁当利用者にとってもお弁当の絶対的な内容量が足りないとは考えづらかった。よってお弁当の内容量については変更の必要はないと考える。

 

 

<F.食べ終わった時に満足感が感じられないのではないか。(費用対効果)>

お弁当の内容量について変更は必要なさそうであるが、他店のお弁当と比べた時に、当店のお弁当はおかずがつかないという部分で利用者がなんとなく物足りなさを感じている可能性があった。そこで、お弁当におかずを付け、その量をご飯とカレーの量から調整し、利用者の満足度を得つつ、食材原価率が目標を上回らないようにバランスの調整をした。

 

 

4.結果

以上A-Fについての対応策を実施したところ、以下の結果が得られた。

 

①1日の平均販売個数の顕著な増加。平均5個→28個

②現在はお弁当利用者の8割をリピーターが占めるようになっている。

 

 

5.今後の課題

今後は現在の販売個数を維持しつつ、飽きられないようなカレーラインナップの工夫が必要である。さらにはそれによって、新規の利用者も呼び込め、お弁当の食材原価率も平均値を引き下げることができれば理想的である。

 

Oh my ミャンマー.

最近はミャンマー料理にどっぷりです。

 

完全にそれなしでは生きて行けぬ体になってしまいました。

 

私が重症のミャンマー料理中毒になって行く過程はこちら↓

そこにあるミャンマー 前編:高田馬場ミャンマータウン - Neo Culture #Journal

 

そこにあるミャンマー 後編:増上寺ミャンマー祭り - Neo Culture #Journal

 

美味しくてそしてなぜか懐かしい(本当にそう感じる。とくにローゼルリーフの酸っぱいスープとかやばい。日本に酸っぱいスープなんてそうないはずななのになぜこれで懐かしいと感じるのだ、私よ。と自問自答。)

 

そんなミャンマー料理を一人でも多くの人に知ってもらいたい

 

という自己満120%の動機のもと

 

最近ではとある秋葉原のお店のランチメニューで猛烈にミャンマーカレーをプッシュしたり、

 

いきなり高田馬場ミャンマーカレーをテイクアウトしてお土産にして持っていって店主とスタッフに食べさせたり、

 

とある別の西荻窪のお店ではイベント営業でミャンマーカレーランチをやってみたり、、、

 

ミャンマー料理のさらなる普及を目指して

 

草の根の活動を続けています。

 

 

そして今日

 

私は一人のカレー中毒者を連れてタックイレブン馬場へ。。。(カレー中毒ではあるがミャンマー料理中毒ではない。つまり私はこのカレー中毒者を洗脳しようとしたわけである。)

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最初は怪しいと感じていたこの入り口も

 

今やお家の玄関と同じくらいの安心感です。

 

 

今日はここの8階の食堂飯がどうしても食べたかったのです。

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前回訪れたときのそれ↑

 

いや、ここのミャンマー飯が本当にうまいんす。

 

この飯がきっかけで中毒になったようなものですからね。

 

 

そして別れは突然に。。。

 

 

いつものように食堂に入ってご飯くださいというと、

 

「今日はお店休みだからごめんなさい」

 

えΣ(Д゚;/)/」

 

「ここに作ってあるやつは今日は売り物じゃないの。ごめんね。」

 

「あ、じゃあいつ来たらお店やってますか???」

 

「ここはもう閉めちゃうから。」

 

「ここなくなるんですか!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!」

 

「そうなの。ごめんなさいね。」

 

 

湯島のサワディーといいここといい、、、

 

"超絶現地流"と"抜群にうまい"を兼ね備えたお店の閉店は

 

精神的に辛い。。。orz

 

 

しかし、

 

気を取り戻さねばならない。

 

実のところミャンマー飯と言えばこの食堂と

 

早稲田近辺の汚ない食堂(ここも無くなった)に頼りきっていた私は

 

高田馬場周辺の数あるミャンマー料理店のことは

 

何一つ知らない。

 

新たなるフロンティアを開拓せよと

 

つまりそういうことだろう。

 

 

せっかくなので輸入食材店を見てまわった。

 

私のお勧めは8階の突き当たり左手のお店。

 

日本語が上手なミャンマー人のお姉さんが対応してくれて、(私が行くと大体お姉さん二人でやってる。今日も二人だった。)

 

色々質問すると全部丁寧に教えてくれる。

 

日本人の好みも分かっていて、例えばラペットゥ一つでも、

 

辛いものと辛くないもの

 

オイリーなものと油控えめなものと

 

色々あることを教えてくれた上で、

 

「日本人にはこの辛くなくて油控えめなものを買って、自分達の好みで日本のサラダ油なんかを足して食べてもらうと良いですよ」

 

なんてアドバイスまでくださる。

 

すごく良いです。

 

 

今日も質問責めにしてしまいました。

 

そしてとても興味深いお話が聞けたのでシェア。

 

 

<もち米>

ミャンマー食材店でもち米を見つけた。

タイ北部やラオスではもち米を主食とすることも多くあるが、それらはあくまで固形物、焼き肉や揚げ魚、ラオスではラープなどと一緒に食べられ、現地人の感覚で言うと汁物と合わせる主食ではない。

 

「だけどもミャンマーではどうなんですかー???」

という質問に対して、

 

お姉さんA「え?ねえ、もち米って汁物と一緒に食べる???」

お姉さんB「いや、、、」

お姉さんA、B「食べな-い!(口を揃えて)」

 

ミャンマー人二人が揃っていうんだから汁物とは合わせないんですね!

 

ちなみにもち米はミャンマーでは主食として食べる場合は

 

朝ごはんの時だけで、昼夜にはもち米は食べないんだそうです。

 

 

<ピックルドグラミーフィッシュ>

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このビジュアル、この風格、

 

まるで発酵食品の王者です。

 

食べ方を教えてもらいました。

 

①テーブルスプーン一杯のピクルスをお茶碗一杯位のお湯で5分ほど煮る。

②きれいに濾す。

パクチーやグリーンチリなど、好みの香味野菜をいれる。

④米と一緒に食べる。

 

これを聞いたときには「日本にはこんな食べ物ないなー」って思いましたが、

 

今これを書きながら思いました。

 

これは、、、

 

「味噌汁」だ。

 

要するに味噌の材料が魚か大豆かってことでしょう。

 

いつか絶対買ってきて試します。

 

ちなみにこの味噌汁

 

タイでもベトナムでもやるんだそうです。

 

知らなかった。

 

 

<グリーンチリ>

短い小振りの品種はそのままかじったり、刻んでサラダに入れたり、生食用。

さやの長いものは 加熱用。

 

 

<納豆の豆板醤>

ヌードルのスープに溶かして使う。

これもそのうち欲しい。

 

 

今日もありがとうございました!!

 

 

ついでにお姉さんにおすすめのミャンマー料理屋さんを教えてもらいました。

 

「普通にタックイレブン馬場の1階と2階にもあるけど、どっちも行くし美味しいよ」

 

と言うことだったので、

 

今日は1階のノング・インレイ

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店に入るなり昆虫メニューがお出迎えです。

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ちなみに私は昆虫・ゲテモノ系は一切ダメです。

 

食べたことないし、食べれないし

 

今後一生食べないと思います。

 

エキゾチックゾーンがやばい。
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気を取り直しましょう。
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しかし解説なしの現地語表記のみだと何が何だかですな。

 

しかししかし、

 

写真は全部美味しそう。(エキゾチックゾーン以外)

 

と言うわけでお店の人に説明を聞きつつ、

 

「アッソントゥ!」
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ラーメンとソーメンと米をベースに

 

パパイヤ、じゃがいも、豚皮のカリカリ揚げを混ぜ、

 

ナンプラー、チリオイル、レモン果汁、ひよこ豆の粉で和えて味をつけ

 

パクチーを散らす。

 

その昔残り物を適当に混ぜて食べていたのが始まりで、

 

徐々にそれが料理として洗練されていったのだそうです。

 

エジプトのコシャリを彷彿とさせる炭水化物お化け。

 

たまらん。

 

 

なまずカレー!!!」
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臭くないし身も柔らかくて、

 

良いなまずでした。(げっぷ)

 

 

「モヒンガああああああー!!!」

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ミャンマーヌードルスープといえばこれです。

 

店によって無限大のバリエーションがある(と勝手に思っている)

 

今回は干し魚の出汁にブラックペッパーがバシッと効いて酸味は控えめでした。

 

干し魚にブラックペッパーはマレーシアでもあったな。(庶民が愛用する煮干しとブラックペッパーの粒をおよそ1:1で磨り潰して作るふりかけがある。ナシゴレンによくかける。およそ1:1というのはいい感じに煮干しとブラックペッパーの香りが調和するポイントがあるから。ちなみに電動ミルできれいに挽くとあまり美味しくできず、すり鉢や石臼で雑に磨り潰すとすごく美味しくできる。)

 

干し魚+ブラックペッパーは最高っすね。

 

 

「たけのこピクルスと豚肉のカレー!!!!」

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これはもう相当ですよ。

 

タイ北部のゲーン・ノーマイと同系統の料理でしょうが、

 

やっぱりたけのこピクルスがうまい!!!

 

豚肉も豚の脂もうまい!!!!

 

たけのこピクルスだけで白米食べれるレベルです。

 

もううまい以外の言葉がでてきません!!

 

 

おすすめメニューもたくさんありました。
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"ハイビカツ"って書いてあるのが"ハイビスカス"

 

ローゼルリーフの炒め物かスープでしょうかね???

 

いやー、ぜひ皆さんにももっとこういう現地ならでは的なものを食べてもらいたいです~!

 

ちなみにローゼルリーフはもう日本では季節終わりらしいんで

 

今あるやつがなくなったらまた来年ですね。

 

早く暖こうならんかな。。。(ボソッ)

 

さて、

 

今日はこの辺ですが、

 

またミャンマーについて

 

書きます!!!

 

次回もお楽しみにどうぞ!w

インドでインド人からインド料理を習う(料理教室以外)

こんにちは。

 

いきなりですが今回は

 

"インドでインド人からインド料理を習うとそれがどれだけ楽しいか"

 

ということを力説したいと思います。

 

はい、この記事は自己満です。

いつも以上に。

 

 

では、行ってみましょう!

 

 

「インド人に知り合いがいるの???」とよく聞かれるんですが、

 

ほとんどいません。(いるにはいるけど別に飲食とか関係ない)

 

 

僕も最初はキッチンを覗き込んでいるだけで、

 

とてもインドでインド人からインド料理を直接習おうとは全く思っていませんでした。

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だいたいのインド人はずーっとじーっと見ていても全くこっちのことを気にしません。

 

なので見放題。

 

「あー、パニールピアザってこうやって作るんか~。。。」とか

 

カレーを作った後のフライパンはいちいち洗わないけど

 

どうやら"洗わなければならない"場合と

 

"洗わずに続けて作れる"場合があるらしいとか、

 

例えば、

 

「マッカーニ系→バターチキン」 洗わないでいいw

 

「チキンマサラ→パラックチキン」 これも洗わないでいいw

 

「マトンカレー→ベジマサラ」 洗う

 

みたいに見ているとそれだけでもいろいろわかった気になります。

 

 

お次はデリーのメインバザール "パハールガンジ"

 

パハールガンジの裏路地には

 

川魚、川海老などの水生生物縛りのエリアがあります。

 

そこの食堂のおっさん

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川海老のカレーを作って見せてくれました。

 

こんな感じで愛想良く見せてくれる人もいます。

 

でも言葉はあんまり通じないことも多いので、

 

何を使ったかは聞き出せても、正確な分量までは教えてもらいづらいです。

 

分量を聞いたときによくあるのが、

 

「これは a little」

 

「これもa little」

 

「これはvery.....(ほんのちょっとというジェスチャー)」

 

といういかにもインドな受け答えw(ちなみに僕はこのやり取りが結構好き)

 

後は手元をみて味見をさせてもらって「あーこんな感じね~」と。

 

 

 

では次、

 

お願いして入れてもらったお宿のキッチンです。

 

頼んでみたらいけました。

 

薄暗い。。。!!!

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 ミックスベジタブルマサラ

 

マライコフタ

 

チャパティを教わりました。

 

ちなみにお宿のキッチンはだいたいそんなに忙しくないので、

 

厨房に入れてもらえることになったとしても、

 

注文がタイミング良く入らなければずーっと待ってないといけません。

 

もしくは自分でオーダーするか。

 

 

上手に膨らんだチャパティ

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では次!

 

ここは「飯が美味しかったので教えてくれ」とお願いしました。

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ちなみにこの店、今はもうないそうです(泣)

 

いやしかしここのビリヤニは美味しかった。

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暑すぎてお店は暇だったんですが、

 

僕がいる時に友達が来て「勉強したいやつ頼むから教えてよ」

 

と言ってくれたりしたのと、

 

タイミング良く他のお客さんからもオーダーが入ったりして

 

ここでは大分勉強できました。

 

ちなみにこのお店では「教えてやるからベジギョウザの作り方を教えてくれ」と言われ、

 

なんとかやりましたw

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中身はたまねぎ、じゃがいも、カリフラワーw

 

 

次はマナリーで繁盛しているパンジャブ料理店。

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ここは史上最大の大収穫でした。

 

オーナーに厨房の中見せてって言ったら即okしてもらたうえに

 

たくさん見せてくれて、さらにはいろいろ作らせてくれました!!

 

この店かなり忙しくてロティも焼きっぱなし。

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ちなみにナンはあんまり人気ないです。

 

 

ピーク時は残像が見えるほど忙しい。

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↑メインシェフです。

 

ジーラライス。

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とてもシンプルなジーラライスでクミンシードとクミンパウダー少々、塩だけ。

 

それで十分うまかったです。

 

よし、じゃあ次お前やれ。

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オーナーの指示でメインシェフとタッチ交代!!w

 

メインシェフと俺がまさかの、

 

タッチ交代!!!w

 

これ通常のオーダーでお客さんに出すやつなのに!!!w

 

 

チキンララ、ラムキーマ、バターチキン、ダルマッカーニ、パニールマサラ、ジーラライスなどなど

 

いろいろやらせてもらいすぎて全部覚えてません

 

横では仕込みもやってます。

 

空気が辛くて目と鼻が痛いと思っていたら

 

隣の鍋でマスタードオイルで玉ねぎ炒めてました。

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ラジママサラ(金時豆のカレー)の途中だったんですが、

 

その流れで習いました。

 

 

記念撮影。

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ファンキーなシェフで、ノリ良くいろいろ教えてくれました。

 

タンドールもやれ」と言ってくれたんですが、

 

当時の僕はタンドールをまだ触ったことすらなく。。。断念!!!

 

今もう一度ここに行きたいです。

 

 

そしてこのあとオーナーから一つの試練が。

 

 

「明日何かカレー作ってくれ。よろしく。」

 

「Mjsk!!!!」

 

「必要なものがあれば買ってくるよ。」と、メインシェフ。

 

「んー、なに作ろう。。。」

 

いろい悩んだあげく、サンバルを作りました。南ですけど。

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メインシェフからは合格点をゲット

 

よかったよかった。。。(;´д`)

 

いやしかしここで習ったことは今に至るまで自分の宝です。

 

ありがとうございました!!

 

 

そして最後、

 

ケララのコチです。

 

今回の先生はこのファンキーなムスリムシェフ。

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そのノリと仕草は完全にビーボーイで

 

リズムに乗ってステップを踏みながらカレーを作ったりする。

 

ちなみにここのボスだそう。

 

今回はなんかあのシェフ、ノリ良さそうやなー」と思って、

 

「カレー作らせてや!!」ってお願いしたら

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自分達のオーダーを作らせてくれました。

 

楽し~!

 

ライブ感溢れるオープンキッチンで自分のオーダーを作る!

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これぞライブの極み!!!w

 

ちなみに僕が作っているのはミーンモーレーです。

 

手前の鉄板では魚が丸々一匹焼かれてます。

テンソン上がるッ!!!

 

グレービー完成!!!.味見!!!

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いやー、僕は誰が何と言おうと、

 

あんな感じの粉臭いミーンモーレーが大好きですよ。

 

ターメリックらぶです。

 

ちなみに魚は生焼けでしたw

 

そして完成品の写真がありません。

 

毎度ここぞというところで写真を撮らないとか

 

カメラ持ってないとか

 

カメラ電池切れとか、

 

携帯無くすとか、

 

僕の悪い癖です。

 

っていうかこのケララの写真は全部頂き物です。

すみません。(携帯もってなかった。)

 

↓やけに写真に写りたがるスタッフ。

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こんなシェフもいるんだなw

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俺は彼とは気が合いそうです。

 

 

ちなみに店名はソルト&ペッパーです。

 

コチへお越しこさいはヨロシク

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以上!!

 

インドでインド人からインド料理を習うのは楽しいということが

 

少しでも伝わったならば幸いです―!

 

最後までお読みくださりありがとうございました!

そこにあるミャンマー 後編:増上寺ミャンマー祭り

2015/11/28の記事の加筆修正版です!

 

11/28-29

増上寺ミャンマー祭り

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前回の記事「そこにあるミャンマー 前編:高田馬場ミャンマータウン」で、

http://neo-culture-journal.hatenablog.com/entry/2016/08/16/002033

 

高田馬場ミャンマー人街を訪ねたときにこのミャンマー祭りのことを知り、

 

そして今日、このミャンマー祭りへ。

 

高田馬場で食べたあの美味しかったミャンマー料理と

 

それらを育むミャンマーの気候風土、

 

そしてそこで暮らす人々のことをもっと知りたい。

 

私は今の今に至るまで、自分自身の強すぎる知的

 

好奇心を飼い慣らせてはいない。

 

 

 

まず、ミャンマー祭りの率直な感想を。

 

最高でした。

 

というわけでこれから

 

この祭りで感じたミャンマーの魅力をプレゼンしていこっかなと思います。

 

増上寺到着。

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中に入るとブースがたくさん並んでいます。

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入った瞬間から楽しそうな雰囲気を感じれます。

 

本気でミャンマーのこと日本人にもっと知ってもらいたいっちゅう

 

ミャンマー人たちの祖国愛と

 

ミャンマー大好き日本人たちの想いの結晶がこの祭りということなんだと思います。

 

民芸品も多数。

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ミャンマー多民族国家なので民芸品のバラエティーも豊富なようです。

 

 

スタンプラリーもやってました。

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せっかくやしコンプリート目指すで。

 

 

めちゃくちゃ美味しそうですね。ヨダレ,,,

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今日は食べ過ぎ必須です。

 

インドで言うスジハルワ(粗い小麦粉のセモリナ粉を使って作るお菓子)みたいなものかな。

 

って思ったら値札のとこにスジハルワって書いてありました。

 

見た目通り、めちゃくちゃ美味しかったです。

 

このミャンマーコーヒーは浅煎りでスッキリ爽やか系。

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皆様にはぜひブラックで飲まれることをお勧めしたい。

 

ミルクやクリームには負けてしまいそうな感じ。

 

 

ミャンマーヌードル!

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トムヤム、海藻?海苔?、キムチ!!、キムチ???

 

 

ミャンマーそば焼酎


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ミャンマー産のそばで作ったそば焼酎

 

原料の水がいいのか、飲み心地がとてもスムーズでうまかったっす。

 

度数ほどのアルコール感もなく焼酎苦手な方でも

 

割って飲めばスルッとイケそうですね。

 

ちなみにおすすめの飲み方は蕎麦湯割りだそうっす。

 

ちなみにちなみにミャンマーではそば粉の料理は無いんだそうです。

 

 

来ましたラペットゥ!

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これ、大好きっす。

 

簡単に言うとお茶っ葉のピクルスで、

 

ナッツと一緒に食べるのが現地流。

 

お茶っ葉は日本ではほとんど食べませんが、

 

日本人の口にはとても合います。辛い以外は。

 

でのいいつまみになるんですよ、これが。

 

質もいいんでしょうね~今まで食べた中では最高のラペットゥでした。

 

お茶も素敵でした。

 

 

中央の美女二人がミャンマージャンケン大会をやってます。

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民族衣装もかわいいし、

 

ミャンマー人のお姉ちゃんもたちも美人さん多いです。

 

前回で訪れた日本ミャンマーカルチャーセンターの所長マヘーマーさんもすっげえ美人さんでしたしね。

 

 

いやしかしすごい人でなかなかなの盛り上がりです。
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天気も雲ひとつない快晴で、そんな寒くもなくてお祭り日和でした。

 

 

出店コーナー。

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こっちもなかなか盛り上がっています。

 

でもミャンマーなんて行ったこともない人の方が圧倒的に多いと思うのですが、

 

ミャンマー祭りやりますよーっていって、

 

これだけの人が興味を持って集まってきてくれるっていうのは

 

見ていてこっちが嬉しいです。

 

 

さっきまでもいろいろつまんでましたが

 

ミャンマー飯。

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8割くらいのものは見たことも聞いたこともないです。

 

後はタイ系、インド系もあるみたいです。

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ちょっとつまみ食いしすぎて、今微妙に満腹なんで

ご飯はいったんスルーしますw。

 

最初に食べたスジハルワがすごいお腹にたまってます。

 

写真展もやってました。

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この秘境っぷりびびるわ。

 

ミャンマー行きたくなりますね、本当に。

 

できることならすぐにでも行きたい。

 

 

そして今度こそミャンマー飯です。

 

と思ったらおやまあ

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こんなところでおせち。売れるんかな。

 

でももうそんな時期ですね。

 

ミャンマー飯は、やきそば、ソーセージ、豆と魚のそうめん汁モヒンガーに挑戦。

 

やきそばは、ほぼパッタイでした。まあお隣の国ですしね。

 

カオソーイもほぼ同じものがあるし。

 

モヒンガーは煮干、パクチー強めで最高でした。

 

ソーセージは春雨入り。春雨がプリプリでうまい。

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食べるのに夢中でまた写真を撮り忘れました。

 

 

スタンプラリーもコンプリート。

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スタンプのクオリティーも高いです。

 

ちなみにこのスタンプラリーの懸賞で当たったのはミャンマーグッズではなく

 

増上寺グッズでした!w

 

 

ステージもこの盛り上がり。

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ミャンマーの伝統的な音楽はなぜか響きが懐かしく

 

思わずぼーっと聞き入ってしまいました。

 

ご飯も口に合うし、どうやら僕の体はミャンマーと相性がいいようですね。

 

 

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みんなめちゃくちゃ楽しそうに踊るですよね。

 

なんか見ていていいなーって思います。

 

お祭りのまだまだ盛り上がりは続きそうです。

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ミャンマーの文化にも食にも触れることができて、
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すごくいいお祭りでした。

 

 

いつかこの記事の続きとして、

 

現地からのレポートを皆様にお届けしたいです!

 

 

そこのあるミャンマー 前編・後編

 

一旦完結。

そこにあるミャンマー 前編:高田馬場ミャンマータウン

以前、大久保に点在する輸入食材店に体当たり取材を試みた時に

 

とあるお店の店主から

 

高田馬場と舘林(群馬)にミャンマー人が集まっている。」

 

という話を聞いた。

(新大久保の輸入食材店に体当たり取材をした時の様子は、後日別の記事にて配信予定です。)

 

ミャンマー

 

想像もつかない。

 

自分にとっては未だ未知の国である。

 

世界を旅しているときに

 

未知の世界に足を踏み入れる瞬間のあのわくわく。

 

今感じているのはそれに似た感情だった。

 

 

気が付くと私は

 

高田馬場行きの日程を決めていた。

 

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というわけで高田馬場

 

しかし実は横浜中華街や三ノ宮南京町のように

 

分かりやすくエリア化されていないのである。

 

少し前までは「いかにも!」な通りもあったそうなのだが、

 

今はなくなってしまったそうで、

 

ミャンマー人の経営する輸入食材店や飲食店が高田馬場に点在している

 

といった具合。

 

一件一件まわってもよいのだが効率が悪いし

 

ミャンマー人街としての全体像が掴みづらい。

 

少し調べてみると

 

NPO法人日本ミャンマーカルチャーセンターという組織が存在するらしかった。

 

そこを訪ねれば、高田馬場ミャンマー化の全体像が掴めるのではないか。

 

そう考えた次第である。



普通のアパートの中にあるっぽい。

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あった。

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ミャンマー祭り。。!!!

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丁寧に作られたポスターから力の入れ具合が伝わってくる。

 

絶対行きたい。

 

チャイムを押すとセンターのスタッフさんに対応してもらえた。

 

突然の訪問にもかかわらず暖かく迎え入れてもらえた。

 

室内にはミャンマー関連の小物や楽器。

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ここでは在日ミャンマー人の日々の暮らしのサポートや、

 

日本人向けにミャンマーの言葉や文化を紹介したりする活動が積極的に行われている。

 

詳細は以下を参照されたい。

http://xn--1dkbm8d2b2649g.com/

 

所長のマヘーマーさん。

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突然の訪問にも関わらず暖かく迎え入れてくださり、

 

いろんな質問に答えてくださいました。

 

本当にありがとうございました。

 

 

もともとミャンマー人は高田馬場ではなく、

 

西武新宿線中井駅周辺に集まっていたとのことでした。

 

その理由ですが、中井にはミャンマー人のお坊さんのいる仏教寺があり、

 

日本に出稼ぎに来たミャンマー人達が彼を頼って中井に集まりだしたんだそうです。

 

しかし時間が経つにつれて高田馬場の方が通勤なども便がよいということで

 

高田馬場ミャンマータウンになっていったということでした。

 

 

さて、それではマヘーマーさんに教えていただいた飲食店や輸入食材店の位置情報を基に探索を開始。

 

ミャンマー料理店は高田馬場から早稲田にかけてかなりの数が点在しているます。

 

が、今回は取材に使える時間がもう後半日しかなく、訪ねる場所は絞るしかなかった。

 

というわけで今回は「タックイレブン高田馬場」というビルに狙いを定めた。

 

このビルの中に輸入食材店も飲食店も集まっているらしい。

 

到着。

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のっけからなかなかパンチが利いてるな。

 

しかしタックイレブンの8階にミャンマー系のお店が集中しているようなのだが、

 

上に上がる階段が見つからない。

 

エレベーターが違う場所にあるのかと思い

 

裏に回ると。。。

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お???

 

おお!!!!
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いざ8階

 

そこにあるミャンマーへ。

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この階は全てミャンマー人の営む輸入食材店で、

 

一店舗は食堂

 

本場ミャンマーの食堂飯が味わえる。

 

どうやらミャンマー人の学生のために利益を半分無視してやっているようです。

 

 

そしてここにきてまさかの事態

 

一店舗を除いて「写真撮影不可」ということでした。

 

というわけで唯一写真撮影の許可が降りた店舗の写真を

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店内どこも写真のようにきれいで

 

整理整頓もしっかりとされています。

 

食堂のご飯もいただきました。

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この写真は後日再訪したときに撮らせてもらえたものです。

 

どうやらこの食堂は

 

ミャンマー人の学生のためにやっているということもあって

 

ミャンマー人以外のイートインは基本的にお断りらしいので、

 

これから訪ねようと思われている場合は

 

相手方に最大限の配慮を。

 

テイクアウトは普通にさせてもらえます*


いやしかし美味でした。

 

タマリンドリーフの炒め物

 

エビ、川魚、豚肉、牛肉の煮物

 

酸っぱいスープ

 

知らない料理ばっかりで名前も覚えられませんでしたが

 

本当に美味しかった。

 

僕の周りでミャンマーに行った人は

 

結構現地の食事をひどく言うのだけれど

 

ここで食べたミャンマー飯は本当に美味しかったです。

 

 

ミャンマー多民族国家なので

 

地方によって宗教も違ったりしているようで

 

食文化もかなり多様らしい。

 

まだ出会わぬうまいものもきっとたくさん眠っているに違いない。

 

ぐるっと一周食べ歩きしたいですね。

 

ミャンマーのことを知りたい、感じたいという方は是非

 

高田馬場へ。

 

次はミャンマー祭りに行きますよ!!!

 

後編:増上寺ミャンマー祭り(2014/10/18)に続く。

 

Fotos: Kaiware