NeoCulture#Journal

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Neo Culture #Journal

ある文化がある異文化を受容するには、母体となる文化においての既成概念の破壊と伝統の再構築が必要となる。 Neo Cultureは、その過程を人為的かつ局所的に再現しようとする、一種の実験である。

「Cafe&Bar Ethical 立ち上げ奮闘記」 第2話来る日も来る日もDIY 加筆修正版

*2016/4/22の記事の加筆修正版です。
 

現場では来る日も来る日もDIY

 
今日の相手はこいつ↓
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この木、見た感じ長さ3mはあるわ。
 
店内に東屋を組み立てるんですが、
 
この木を2本ぶっ立てて
 
東屋の大黒柱にしようってことらしいです。
 
というわけで今日はこいつを磨きます。
 
 
裏の階段に置いてあるんですが
 
長すぎてまっすぐ運び込めないので、向きを変えたり上げたり下ろしたりしながら
 
店内を目指します。
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上下左右確認して物にぶつけないように気をつけてながら運ぶのって大変。
 
 
今度は入り口のドアが邪魔で入りません。
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大工さんが一瞬で外してしまいました。
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神業。
 
さてそしたらこんな感じで磨きます。さすが匠の手さばき。
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早すぎて残像が見えます。
 
写真からでも伝わってくるこのキレ。
 
ハアハアしますね。
 
 
とりあえず一回真鍮ブラシで磨きます。

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この時点で既につやっとしていてなかなかいい感じです。
 
ここからさらに刺々しい部分をやすりで磨き
 
すいばりが立たないようにします。
 
あ、すいばりは広島弁です。
標準語ですと、、、
 
とげか。
 
 
最後にニスで仕上げます。

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いい味出てますね。
 
木ってすごい素材です。
 
古ぼけた木でもこうやって手をかけて磨いてやればよみがえるんです。
 
こんな感じで。
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しかも古い木はそれが今度は味になります。
 
 
そしてそのころキッチンではステン板が

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さっき大工さんが火花散らしながら切ってました。
 
かっこいい匠にかっこいいキッチン
 
こりゃあいいお店になりそうです。
 
今までいろんなお店のキッチンを見てきましたが(多分20くらい)
 
ここのキッチンが一番形もいいし作業もしやすそうです。
 
多分キッチン2人体制で宴会70人とか普通にいけるんじゃないでしょうかね。
 
もちろんアラカルトではしんどいですけどコースなら。
 
 
キッチンの床もきれいに磨きました。

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キッチンの床はどうしても油汚れなんかがこびりついて積もっていくので
 
年季の入ったキッチンだと普通に掃除してても落としきれないんです。
 
ディスクグラインダーで数人係で磨いたんだが
 
超大変だた。
 
グラインダーで削り取った汚れが宙に舞って
 
気づいたら自分が真っ黒なんですよねw
 
 
壁面も塗装中。

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こんな感じで日々工事は進んでいきます。
 
やっぱりプロの大工さんの手仕事が見れるのはテンション上がるポイントですね。
 
内装工事が毎日楽しくてやれません。
 
 
 
<余談>~全ては四年前のあの日から~
 
四年前
 
僕はインドを旅していました。
 
就職先がとある南インド料理屋だったため
 
働きだす前に現地で勉強しておこうと思ってインドに行ったのでした。
 
インド滞在は2週間ほどだったので
 
南インドだけでいいやと当初は思っていました。
 
チェンナイ→ハイデラバード→ゴア→ケララ→チェンナイが予定していたルート。
 
それがいろいろあって気づいたら
 
チェンナイ→ウーティ→マイソール→ハンピー→ハイデラバード→バラナシ→コルカタ→チェンナイとなっていました。
 
人生変わるからバラナシへ行けと道中で会う人々に言われまくり
 
しょうがねえなと渋々行ったバラナシでは
 
今後の人生を大きく左右することになる重要な二つの出会いがありました。
 
その一つが今のこのエシカルに繋がっています。
 
そのときのお話は
 
「バラナシに行ったら人生が変わるから絶対に行けといろんな人に言われるので渋々行ったら本当に人生が変わった話」
として随時配信していきます。
 
でも完全に余談なのでスルーしてください。
 
 
四年前のあの日のバラナシでのこと。

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バラナシに着いた翌朝の早朝
 
僕はガンジス川に飛び込んでインド人と一緒に石鹸で体を洗った。
 
朝6時頃だった。
 
欧米人は優雅にボートで朝日鑑賞。
 
ガンジス川に飛び込んだ僕が欧米人の集団から指を指されapplauseされたのは言うまでもない。
 
いや、もしかしたら笑われていただけだったかも。
 
聖なる川と言ってもさすがに汚かったので
 
宿に帰ってもう一回きちんと体を洗った。
 
 
ちなみに二日後に盛大に体調を壊した。
 
でもその時は直前に食べたフィッシュカレーも
 
なんだか魚が半生っぽくて怪しかったので
 
どっちが悪かったのかどっちも悪かったのか良くわからない。
 
 
もう一回シャワーを浴びて、まだ7時だったのでもう一眠りしたところ、
 
早朝のガンジス川で体が冷えたのか9時前に目が覚めた。
 
さむい、、、
 
太陽の光に当たろう。
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そう思って僕はガートへのそのそ出て行きました。
 
ちなみにそのときの宿は久美子ハウスw
 
 
すると、、、
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なんやこの人。
 
ハッピーバースデーの眼鏡かけて、
 
どうやら今日誕生日みたいです。
 
曰くインドでは誕生日に誕生日の人が周りの人に振る舞うんだそうで
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今日はここに座り込んで道行く人々に言葉を贈るんだそう。
 
写真では暑さまでは伝わってこないが、
 
この日は結構暑かった。
 
それなのにひなたでこんなことやるんだから
 
気持ちは本物なんだろうなと思った。
 
 
 
せっかくなので僕も贈っていただきました。
 
ちなみにお客さんとしては記念すべき第一号。
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そしてこのハッピーバースデーの人こそ
 
今回僕にエシカルの話を下さったKさん。
 
 
この他にも今一緒に仕事をさせてもらっているとある旅人の集まるお店だったり
 
過去一緒に仕事をさせてもらった旅人のお店だったり
 
いろんな繋がりがだいたいこのKさんから始まっています。
 
 
四年たって振り返ってみると
 
あの時Kさんに出会っていなければ今の自分はないというくらい
 
(というか本当に田舎に強制送還だったか人生ドロップアウトだったかというくらいのレベルの話)
 
実はこれは重要な出会いだった。
 
4年間助けてもらいっぱなしだったんですが
 
今度はこうして僕の方が力になれるということで嬉しい限りです。
 
ちなみにこのとき贈っていただいた言葉は
 
「あなたの作る料理は
     
    あなたの作る笑顔。」
 
今の今に至るまで僕の料理の根幹を成すものであります。
 
そしてきっとこれからも生涯そうでしょう。