NeoCulture#Journal

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Neo Culture #Journal

ある文化がある異文化を受容するには、母体となる文化においての既成概念の破壊と伝統の再構築が必要となる。 Neo Cultureは、その過程を人為的かつ局所的に再現しようとする、一種の実験である。

「バラナシに行ったら人生が変わるから絶対に行けといろんな人に言われるので渋々行ったら本当に人生が変わった話」part2.ウーティ編

Cafe&Bar Ethical立ち上げ奮闘記に繋がる4年前のバラナシへ行く旅
「バラナシに行ったら人生が変わるから絶対に行けといろんな人に言われるので渋々行ったら本当に人生が変わった。」

 
 
東京に来て5年目となる。
 
今は個人事業主として
 
飲食店の立ち上げに加わわらせてもらったり
 
既存の店舗において運営や経営についてコンサルティングをやらせてもらったりしている。
 
後は自分でイベントを企画してお客さんに楽しんでもらったり
 
たまの休みは自由気ままに飲んだくれたりしている。
 
 
個人事業は立ち上げ初年度であるが
 
順調といって差し支えないと思う。
 
既に成果が出ているところもある。
 
 
でも今の自分があるのは全て
 
大元を辿るとあるひとつの場所に収束する。
 
「バラナシに行ったら人生が変わるから絶対に行けといろんな人に言われるので渋々行ったら本当に人生が変わった。」
 
 
そう、
 
それはバラナシ。
 
先月まで立ち上げで加わらせていただいていたエシカルを始め(Cafe&Bar Ethical立ち上げ奮闘記をお読みください*)
 
現在仕事上のお付き合いのほとんどは
 
バラナシから始まっている
 
 
もっと詳しく言うと
 
バラナシで出会った2人の日本人から
 
全てが始まっている。
 
 


 

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4年前
 
僕は都内のとある南インド料理屋への就職が決まっていた。
 
なので就職前に現地に行って勉強してこようと思い、
 
南インドへ行った。
 
 
帰国後就職し、
 
社会人として働き始めた僕のステージは
 
都内のとある南インド料理屋
 
であった。
 
僕のステージがそこである以上
 
バラナシで出会ったその2人と
 
その周りの人たちは
 
旅の途中で出会っては別れる多くの旅人たち同様
 
僕にとって主要な登場人物とはならないはずだった。
 
 
しかしいわゆる未熟者であった僕は社会に適合できず
 
とある南インド料理屋を一年も経たずにドロップアウトした。
 
 
そしてそこからは
 
その2人と
 
その二人の仲間たちに
 
今に至るまで助けられ続け
 
私は今、この記事を書くに至っている。
 
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 チェンナイを出て翌朝早朝にコアンバートルへ到着。
 
ここで山岳鉄道に乗り換え
 
山を登った先にウーティがある。
 
 
ウーティは山の上にあって涼しいので
 
インド国内からインド人が避暑のために訪れる場所で、
 
なおかつその景色が少しインドというより欧米っぽいということで
 
欧米人からも人気の観光地とのことだった。
 
 
これが山岳鉄道を走るSL。
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ずいぶん年季が入っていると思われるが
 
未だ現役である。
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乗り物が好きなので
 
このSLに乗れるというのはウーティ行きを決めた理由の1つでもあった。
 
 
しかし、
 
座席数が少なくチケットは激戦だった。(駅に着いてから知った。)
 
朝、駅に着いたときには既に切符売り場にけっこうな人数が並んでいた。
 
後から並んでみたものの結局チケットは手に入らず、
 
次のSLを待つのも相当な時間が空くしということで
 
バスでウーティへ。
 
これですよ。 
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僕が求めていたのは。
 
自然があって長閑。
 
最高。
 
 
ウーティ到着。
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いやーチェンナイと違って平和できれいでのんびりです。
 
ふー。。。生き返った。。。
 
街並みもいい感じですねえ。
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南インドということでご飯はミールスを。
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チェンナイではミールスなんて探す余裕全く持てなかったです。
 
豆と野菜のカレーのサンバル、トマトとコショウとタマリンドのスープのラッサム、豆と野菜の煮物クートゥ、ヨーグルトとココナッツのカレーのモール、、、
 
インドカレーって美味しいな。 
 
市場でコールラビ(右)を見つけました。
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気候が涼しいから育つのか。
 
まさかインドで見つけると思わなかった。
 
こんなに大量にあるということは名産なのかな。 
 
 
せっかく山に来たということで
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トレッキングツアーに参加しました。
 
確かに風景はいわゆるインドと少し違う感じしますね。
 
どっちにしろ
 
自然が豊かって本当にいい。
 
沈没スポットですな。
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ここにずっといたいです。

山ノ上の集落に立ち寄ってご飯です。
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かまど。
 
豆と野菜の煮物クートゥ、野菜の炒め蒸しサブジ、香味野菜と豆のドーナツのマサラワダ
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かなり質素ですがこういうのがいいんですよね。
 
村人のおっちゃんたち。
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すごく穏やかでのんびりしています。
 
「インドは客引きとか激しいし
 
すりとか引ったくりとかも多いし
 
とにかくみんなすぐ騙そうとして来るから気を付けて」
 
と皆からインドに来る前にさんざん脅かされていたので
 
田舎は違ったんやなと一安心。
 
まあチェンナイも街が合わなかっただけで
 
人は聞くほどひどい感じじゃなかったけど。
 
あれは北インドの話か。
 
 
でもまあ、
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この気候風土ではどうやっても人は
 
のんびりにしか育たんでしょうな。
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今日のハイライト。
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はー、
 
大自然。
 
最高です。
 
 
下山後。
 
トレッキングツアーで一緒だった日本人の方と
 
せっかくなのでと食事へ。 
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レストランの食事はやっぱり食堂の食事とは少し違います。
 
クミンで炒めるチャーハン、ジーラライス
レモンで炒めるチャーハン、レモンライス
マトンカレー
ヨーグルトサラダのライタ
 
このヨーグルトサラダのライタにはコールラビが使われていました。
 
地産地消ですね。
 
日本人の方はインドによく来るんだそうですが、
 
北が好きで、疲れたら南で休んで、
 
また北に戻る。
 
そんな感じでインドを楽しんでいるらしい。
 
「でもやっぱり、
 
北に戻ると戦いの地に戻ってきたな~って感じがしますね。」
 
とニヤニヤしながら喋っていたのが印象的だった。
 
北って、
 
なんかちょっと楽しそうだな。
 
そう思ったけど
 
今回の目的はあくまでも勉強
 
と思って北インド行きは考えないことにした。
 
 
ウーティの夜は寒い。
 
普通に長袖で肌寒い。
 
水も冷たいので夜の水シャワーは過酷である。
 
お湯がほしいところではあるが
 
田舎なので常にお湯を提供できる設備は
 
少なくとも庶民の泊まる宿にはなかった。
 
 
翌日
 
宿で同じ部屋のドイツ人と話をした。
 
どこから来たとかどこへ行くとか
 
そういう話。
 
そしてこの人がバラナシを猛烈に勧めて来たのである。
 
今まで旅中に出会った人もバラナシを絶対行くべき人生変わると勧めてくる人は多かったですが、
 
インドで実際そんなに猛烈に勧められると
 
さっきの北インドの話もあるし。。。
 
 
とりあえず手持ちのロンリープラネットをめくってみた。
 
この後は山を下り北上してマイソール、ハンピー、ゴアの順かな~
 
と考えていたが、
 
電車でハイデラバードからなら23時間ほど 。
 
ハイデラバードは行きたい街だったし
 
ハンピーからもわりと近いです。
 
バラナシ
 
アリかも。
 
「とりあえずハンピーまで行って考えるか。」
 
そう呟いたものの、
 
もう心の中では決まっていたんだと思います。
 
よし、バラナシに行こう。
 
 続く