NeoCulture#Journal

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ある文化がある異文化を受容するには、母体となる文化においての既成概念の破壊と伝統の再構築が必要となる。 Neo Cultureは、その過程を人為的かつ局所的に再現しようとする、一種の実験である。

「バラナシに行ったら人生が変わるから絶対に行けといろんな人に言われるので渋々行ったら本当に人生が変わった話」part1.チェンナイ

「バラナシに行ったら人生が変わるから絶対に行けといろんな人に言われるので渋々行ったら本当に人生が変わった。」



東京に来て5年目となる。

今は個人事業主として

飲食店の立ち上げに加わわらせてもらったり

既存の店舗において運営や経営についてコンサルティングをやらせてもらったりしている。

後は自分でイベントを企画してお客さんに楽しんでもらったり

たまの休みは自由気ままに飲んだくれたりしている。


個人事業は立ち上げ初年度であるが

順調といって差し支えないと思う。

既に成果が出ているところもある。


でも今の自分があるのは全て

大元を辿るとあるひとつの場所に収束する。

「バラナシに行ったら人生が変わるから絶対に行けといろんな人に言われるので渋々行ったら本当に人生が変わった。」


そう、

それはバラナシ。

先月まで立ち上げで加わらせていただいていたエシカルを始め(Cafe&Bar Ethical立ち上げ奮闘記をお読みください*)

現在仕事上のお付き合いのほとんどは

バラナシから始まっている


もっと詳しく言うと

バラナシで出会った2人の日本人から

全てが始まっている。

 

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4年前

僕は都内のとある南インド料理屋への就職が決まっていた。

なので就職前に現地に行って勉強してこようと思い、

南インドへ行った。


帰国後就職し、

社会人として働き始めた僕のステージは

都内のとある南インド料理屋

であった。

僕のステージがそこである以上

バラナシで出会ったその2人と

その周りの人たちは

旅の途中で出会っては別れる多くの旅人たち同様

僕にとって主要な登場人物とはならないはずだった。


しかしいわゆる未熟者であった僕は社会に適合できず

とある南インド料理屋を一年も経たずにドロップアウトした。


そしてそこからは

その2人と

その二人の仲間たちに

今に至るまで助けられ続け

私は今、この記事を書くに至っている。

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インドへはスリランカから入国した。
 
スリランカでは田舎に行って
 
毎日大自然を満喫して
 
のんびり過ごしていた。
 
自然が好きな僕にとっては至福の時だった。
 
 
 
そして、
 
チェンナイへ。
 
 
スリランカとは正反対な街。
 
チェンナイに着いてそう感じた。
 
何をしても"疲れる"のだ。
 
チェンナイは無機質だと感じた。(スリランカでは田舎にずっといて、チェンナイは南インドの中心都市なのでそりゃあそうだろうという話ではあるが。)
 
南インド料理は美味しかった。
 
サンバル、イドリー、ワダ
 
現地の味は僕の舌にも合った。
 
 
でもとにかくこの無機質な都市が今の気分じゃない。
 
手持ちのロンリープラネットをめくった。
 
"Chennai Beach Station"
 
の字が目に留まる。
 
 
とりあえず海に行こう。
 
電車に乗ってChennnai Beach Staationへ。
 
 
駅を出て
 
「まじっすか。」
 
思わずそう呟いた。
 
目の前に広がるのは広大な工業湾だった。
 
 
僕の中で工業湾とビーチは大きく違う。
 
同じ海でも大きく違うのだ。
 
同じねこ科でもトラとネコが全く違うように、
 
違うのだ。
 
ここは今の気分じゃないのだ。
 
 
 
「。。。
 
もう、田舎へ行こう。」
 
2泊3日チェンナイの予定を切り上げ
 
2日目で夜行列車のチケットを取った。
 
 
場所はここから手軽に行けて、
 
かつ、確実に自然が手に入る場所をロンリープラネットで探した。
 
ウーティ。
 
ここから所要半日。
 
まず夜行でコアンバートルまで行き、
 
そこから山岳鉄道かバスで山を登りウーティへ。
 
 
ここなら大丈夫そうだ。山岳鉄道あるし。
 
南インド料理屋を勉強するなら少々我慢してでも都会にとどまり
 
レストラン巡りをするべきなのであろうが、
 
とにかく疲れてしまった僕は勉強よりも養生を取った。
 
 
当初予定していたルートは
 
チェンナイ→ハイデラバード→ゴア→コチ→チェンナイ
 
いきなり道を踏み外すこととなった。
 
 
続く