NeoCulture#Journal

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Neo Culture #Journal

ある文化がある異文化を受容するには、母体となる文化においての既成概念の破壊と伝統の再構築が必要となる。 Neo Cultureは、その過程を人為的かつ局所的に再現しようとする、一種の実験である。

「Cafe&Bar Ethical 立ち上げ奮闘記」第4話 試食会 加筆修正版

Cafe&Bar Ethical立ち上げ奮闘記

2016年5月1日の記事の加筆修正版です!

エシカルは現在毎日元気に営業中!

下北へお越しの際はぜひ~

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南口から徒歩数分!!!

 

<以下ブログ本文>

 

 

さて、エシカルは6月のプレオープンにむけて

 

お料理も作り込んでいきます!

 

今回は試食会の記事ですが、

 

どうやらエシカルは"数年前"より試作に試作を重ねてきていたらしく、

 

これからやることとしては、料理を1から考えるわけではなく

 

確認や仕上げを行っていく

 

そんな感じです~!

 

今回はキーマカレーやガパオライスなど

 

お店の主力商品がテーマでした。

 

 

キーマカレー

エシカルのおやびんが「試食会で使おうかな~と思った」

 

といってお持ちになったインド直輸入のお皿↓

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木の葉っぱでできてます。

 

当時1枚2円。

 

我々で言うと使い捨て紙皿的なものらしい。

 

葉っぱでできてるって、インドはカレーだから葉っぱの隙間から滲みそう~!

 

とか思いますが、意外とそんなに漏れないので

 

けっこう快適に使えます。

 

雰囲気も出るのでパーティーにはおすすめです。

 

ただ「意外とそんなに漏れない」だけで「漏れる」ので

 

絶対汚したくない状況での使用はお控えください。

 

 

これ全部キーマカレーです。5種類。

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写真に写っている5種類のインド直輸入ガラムマサラ

 

これらをそれぞれ使って作ったキーマカレーです。

 

今日のテーマは、

 

"どのガラムマサラがいいか見極めよう"

 

と言うことらしいです。

 

"どのガラムマサラがいいか見極めよう"

 

。。。

 

インド料理屋でもないのになんという意識の高さ。

 

いやそりゃあまあガラムマサラにもいろいろあるんです。

 

ローストクミンペッパー、カルダモンペッパーなどなど

 

いわゆるガラムマサラ以外にも仕上げスパイスにはいろいろあって

 

料理によって何をどう使うかとか

 

ガラムマサラでも配合はどうするとか

 

気は使うものですが、それにしてもこのこだわり方。

 

いやはや恐れ入った。

 

エシカルのメンバーのソウルはアツいです。

 

まるで燦然と輝く今日の日の太陽のようです。

 

さらに↓

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タッパーのシールに「手切り」の文字

 

つまりお肉は自分達で粗挽きにしていると。

 

そこまでするか、こだわりまじで半端ねえ。

 

主力商品のレシピやオペレーションを考えるときに

 

味・品質と同じくらい重要視される事柄に作業行程・手間があります。

 

つまり一番売れるようにしたいものだから

 

味はもちろん美味しくないといけないけど、

 

いっぱい売れたときに作るのに手間暇がかかりすぎていると

 

仕込みが間に合わず、

 

販売数が一定で頭打ちになってしまう可能性がある。

 

というわけで主力商品は最初から

 

ある程度効率良く仕込めるように設計されることが多いです。

 

ところが、今日の中では試作した5種類のうち2つが手切りです。

 

そしてこの人たちは肉を自分たちで挽こうとしている。

 

それも粗挽きに。

 

それくらいなんでも無さそうに聞こえるかもしれませんが、

 

このヒト手間、2kgとか3kgの肉を粗挽きにするとかっていう話になると

 

けっこう大変なのですよ。

 

そして主力商品はお店の大小にも依りますが、

 

それなりの量が売れることをむしろ目標にしなければ商売が成立しません。

 

そして、
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比較対照とするために市販のキーマカレーを3種類。

 

後からさらにもう1種類出てきた。

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キーマカレー5種類を自分たちで作り、さらに4種類を比較対照のために召喚。

 

合計9種類のキーマカレーがここに並んでいるわけですが。

 

貪欲すぎる。

 

キーマカレーの解説。

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実際に食べてみます。

 

まずガラムマサラ云々ではなく、

 

手挽き粗挽き肉を使った2種類が圧倒的に美味しいという結果になりました。

 

しかしながら比較対照用のキーマカレーたちも四者四様で、

 

試しに良いとこ取りでもして一回アレンジ版を作ってみようということで、

 

手挽き粗挽き肉のキーマカレーのレシピを少々変更し、

 

その場で作り直します。

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以下変更点↓

スタータースパイスにシナモンを追加

・仕上げスパイスをカルダモン、ペッパー、クローブ主体のガラムマサラに変更(自分達で混ぜた)

 

そうしてできたキーマカレーを食べながら

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アツい議論。激論。後ろのテレビでカープが圧勝~!

 

"エシカルキーマカレーのこだわりまとめ"

・お肉は手挽き粗挽き肉。

挽き肉は品質の劣化が早いので仕込みの度に挽きたてで作れればより新鮮。粗挽きなので食感もしっかりと残せ、かつジューシー。

 

・インド直輸入スパイス使用。

仕入れの段階からインドにお金も流れます。

 

・仕上げスパイスはエシカル特製ブレンド。

2016年8月21日現在 エシカルは毎日元気に営業中、土日はランチもやっていて、毎日キーマカレーを食べるチャンスがあるので、ぜひ実際に行って味わっていただきたい。

 

・スタッフのアツいソウルがこもっている。

たまに暑苦しいがきれいな女性スタッフばかりですのでむさ苦しくはないです。

 

・盛りつけはとにかく凄いこだわる。

お皿も全力投球。とにかく実際に目で見てお皿も含め演出されるエシカルの世界観を感じてほしい。

 

ガパオライス

「味見お願いします!!」

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「いやいや、もう完璧じゃないですか。何をこれ以上いじるんですか???味も見た目もいいじゃないですか。

 

「いや、でもこれじゃない!!!前回のはもっとテリがあって。。。!!!!」

 

ガパオで、、、

 

照り???

 

気にしたことなかったわ。

 

いやはや恐れ入った。

 

この人たちは神にでも挑むつもりなのだろうか。

 

完璧を目刺し再びガパオライスを作る二人。

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マジ半端ねえ。

 

感じるぜアツいソウル。

 

あ、シャッター音に気付かれました。

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なにやら二人してバッチリキメてきました。
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どれだけ真剣になろうとも茶目っ気だけは忘れません。

 

ガパオ、うまかった。

 

みなさん納得しきれてなかったみたいやけど。

 

 

トムヤムクン

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かつてこれほど独創的なトムヤムクンに出会ったことがあっただろうか。

 

否。

 

なまじタイ料理をかじった人間からはおそらくこんな発想は出てこないだろう。

 

しかし皆は言う。

 

「前回のはこんなもんじゃなかった。まじで味噌汁。」

 

「絶対にそっちの方がいいと思います。もっと味噌汁感出していきましょう。どこにでもある普通のトムヤムクンエシカルで出す必要は無いと思いますよ。

 

エシカルのこのトムヤムクンには

 

Nouvelle Thai Cuisineのトムヤムクンとしての可能性を感じました。

 

是非我が道を突き進んでいただきたいです。

 

おわりに

今日はわずか3種類でしたが

 

タイ料理専門!とかインド料理専門!というわけではない

 

アジアンエスニックというアバウトでユルい括りだからこそできる

 

カフェ飯風、屋台風、本場完全再現、変態アレンジ系などのすさまじい緩急の付け方。

 

すごく面白いメニュー構成になりそうですね。

 

こりゃあええ波起こせそうで今後が楽しみです。

 

続く