NeoCulture#Journal

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Neo Culture #Journal

ある文化がある異文化を受容するには、母体となる文化においての既成概念の破壊と伝統の再構築が必要となる。 Neo Cultureは、その過程を人為的かつ局所的に再現しようとする、一種の実験である。

昭和のハムカツ

どうも、

 

胃潰瘍です。

 

「救急車で運ばれる価値のある胃潰瘍

 

とお医者様に褒められるほどの胃潰瘍だったらしいですが、

 

36時間たった今、

生○ビールを決めてます。

平気です。

 

ご心配をお掛けした皆様、

またお仕事日程調整かと余計な心配をお掛けしてしまった皆様、

 

大変お騒がせいたしました。

今朝の仕事は30分遅れでしたが、

午後より平常運転です。

 

これからもよろしくお願いいたします。

 

 

さて、今日は昭和のハムカツのお話です。

 

 

今日のお仕事でハムカツのパン粉付けをすることになりました。

 

見本を見せてもらうと

 

ずいぶんと衣の薄いハムカツが。

 

 

僕の知っているハムカツと言えば衣の厚さがハムと同じくらいか、ハムより厚いものばかり。

 

それがハムカツと思っておりましたゆえ、

 

なんだか貧相なハムカツと

 

そう思ってしまったのです。

 

 

しかし、

ここでそのハムカツが未だに存在するということは、

きっと何かしらの理由があるはず。

 

というわけで聞いてみた。

 

 

「うちはね、ハムカツのパン粉付けは手作業なんだよ。出来合いのもあるんだけどね。」

 

「衣って結構薄いんですね?」

 

「昭和のハムカツを再現したんだよ。懐かしくなるようなね。

ハムが薄いから衣が厚いと、脂っこくなるって言うのもあるけど。」

 

「昭和のハムカツって衣薄かったんですか?

僕は分厚い衣のやつしか知りませんでした。」

 

「今はそうだね。

でも昔はこんなんだったんだよ。町の肉屋さんで売っててね。」

 

「だからハムにどろをつけた後はこうやって余分などろを落とすのさ。」

 

「へえ、勉強になります。」

 

「勉強になるなんてもんじゃないよ。

でも昔は町のお肉屋さんでこういうのがあったんだ。」

 

「後はイカフライだね。

ハムカツは少し高かったんだ。

イカリングがフライになったやつは安くてね。店先に醤油がおいてあってそれで食べたんだ。

 

でも皮がひいてなくてさw

食べると皮がびーんって伸びるんだよね。」

 

「へー、僕も今引っ越しちゃったんですけど、前までこのすぐ近くに住んでまして、ほんと近くに町のお肉屋さんがったんですよ。

すごい好きでコロッケとかメンチカツとかよく買って食べてました。」

 

「コロッケもね、昔はお肉が貴重品だったからさ。」

 

「そこも、申し訳程度のお肉ですね。」

 

「そう、それとジャガイモの皮をちょっと入れるの。そうするとそれがお肉に見えるんだよね。」

 

「...!!!!!」

 

「昔はあそこのコロッケが美味しいとかなると、みんなでそっちに買いに行ったもんだよ。」

 

「そうなんですね。」

 

「スーパーができ始めたらどんどんなくなっていっちゃったけどね。」

 

「僕あそこのお肉屋さんが好きでコンビニとかじゃあ満足できないんですよね~。」

 

「でもまあ良い悪いじゃないよね。自分もスーパーで買っちゃうしさ。」

 

「後はお肉屋さんって揚げ物にラード使うからさ。あれが美味しいんだよね。」

 

「あー、わかります。美味しいですよねえ。」

 

「でも全部ラードじゃないんだよ?」

 

「あ、言われてみればそうですよね。」

 

「全部ラードでやると揚げたときに黒くなっちゃうからね。あと重たすぎる。

 

そこの配合はそれぞれのお肉屋さんであるんだよ。」

 

「それで、」

 

「そう、だからあそこは美味しいとかっていう話になるんだよね。」

 

 

 

生き神様より

古き良き時代の貴重なお話を伺えました。

 

確かに良い悪いではないけど、

食に関しての古き良きを語り継いでいくのは我々の使命かもしれん。

 

 

会話において私が防戦一方でろくな返しができておらんのは、そう、

亀の甲より年の功ということです。

 

若造は要らんことしゃべらんとじっくり聞くべしなのです。

 

次からハムカツ作るときは昭和スタイルでやります。