NeoCulture#Journal

Neo Culture #Journal

ある文化がある異文化を受容するには、母体となる文化においての既成概念の破壊と伝統の再構築が必要となる。 Neo Cultureは、その過程を人為的かつ局所的に再現しようとする、一種の実験である。

「あの日、ウイグル。」~ウルムチ満腹編~

見よ!

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これがウルムチである!!

八重洲か!」

 

なんかこう、、、

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もっとこんな感じかと思うとったんやけどな。

 

ちなみに駅前と駅は公安がすげえたくさんうろうろしていましたので、

写真には撮りませんでした。

ウイグルってそういうちょっとデリケートな一面もありまして。

 

道路はとても広く大きく、

交通量もすさまじい。

あ、ちなみにこの街は歩行者じゃなくて走行車優先ね。

 

雪は少ないけど外は氷点下で、

地面はばっちりアイスバーンで、ろくに横断歩道も整備されとらん道路を命がけで渡るシーンも。(これは大袈裟に言った。)

 

でも、そういえば乗ってきた電車がウルムチ駅に入るときに、

西側には昔ながらのウイグルって景色が少しあったんですよね。

こっちは東側なんで、反対側には旧市街地が残っとるんかもしれん。

 

考えながら歩いていると、さっそくアラビア文字を発見。

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いいですねえ。

湯気がたまりません。

 

ちなみに宿はここのお店の少し手前にある、

めっちゃ怪しい「招待所」にしました。

 

「招待所」っていうと中国ではおよそ一番ランクの低い宿。

しかしながら一番ランクが低いといいましても、普通の街であれば中国は宿全般他のアジアに比べて、なかなかにきれいでしかっかりしているものが多いので、

例えばインドの最低ランクとはもちろん比較にならん快適さでございます。

下手したら日本の最低ランクよりも快適かもしれん。

 

 

甘栗に焼き芋

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そういえば電車の中で食べた茹でトウモロコシ。

実がみちみちのむちむちで超美味しかったな。と素材そのまま食べるもの繋がりで思い出した。

あんなむちむちしたトウモロコシ、日本にはなくて、

一生食べとりたいレベル。

そこから連想してこの栗も芋もうまいんやろうか食べたいのうと思ったが、

芋だけで既に俺の胃袋くらいの大きさがありそうなので断念。

大物に挑めないのが一人旅の最大の弱みである。

 

ローズジャム入りのチビナン

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これがまたサクサクで甘くて香りがよくて一生ハムハムできる。

電気タンドールなのが残念ポイントではあったが、逆に炭火のタンドールやと香ばしくぱさっと焼けてしまうので、

これには電気タンドールの方がいいのかもしれない。

 

BARの上の漢字は"バール"って書いてあるんか、と思ったら

"达"は"達"の簡単バージョンで読み方は"da"やから"达亜尔"で"da-ya-er"か。

"Ba-ya-er"にはなってないな。

"亜"と"尔"は分かるけど、"达"は間違いなんかそれとも"da-ya-er"っていう店名なのか。

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地味に衝撃を受けたのは干し柿があったことw

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そしてついに見つけた。絶対美味しいやつ。

しかめっ面したああいう不愛想なオヤジが店主のとこはだいたい美味しいと相場で決まっている。

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住宅街を進み続け、

甘栗、焼き芋、干し柿、その他もろもろの誘惑に打ち勝ち、

俺は今、最高に空腹である。

そしてこんな店を見つけられて、戦う前から勝った気分である。

旅先の探索で成果を上げるコツはたった一つだけ。

それは成果にぶち当たるまでひたすら歩き続けることである。

 

抓飯。ラム肉と人参のピラフ。

肉は骨付きで俺のグーより大きい。あ、よだれ。。。

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ウイグルのは人参が赤と黄色で二色使い。ああ美しい。

米はタイ米っぽいやつ。

 

抓飯に絶対ついてくる付け合わせ。

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パクチー食べるんやな。

なんと今よく写真を見たらこれも赤と黄色の人参二色使いではないかあ!!!!

パクチーの色味もきれいですな。

 

仲良くなった店員のウイグル人青年が賄いでラグマンを食べていたので、

味見させてほしいと言ったら、だめだと断られたが、

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なんとタイミングよくオーダーが入ったので作るのを見せてくれた上に、

ちょっと多めに作って食べさせてくれた。

最高に空腹だったのに、これでもう満腹超えた。至福。

ウイグル料理は見た目にもお美しい。べっぴんさん揃いであるな。

 

さらに、超不愛想なオヤジ店主まで賄いを目の前で食べ始め、

しかもそれが烤包子(羊の挽肉の包焼クミン風味)↓

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をナンの上で割って、、、、

そしてなんとそこから出てきた肉汁をナンに吸わせて食べるという、、、

マニア必涎のライブグルメが生放送されている。

やばい、ウイグルやばい。

 

ラム串祭り。

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ここウイグルでは部位を指定して焼いてくれるのである。

たまにイカとか混じっとるのが気になるけどスルー。

明日食べよう。

ちなみに氷点下を超えて気温が上がることはもうしばらくないので、

ウイグルでは外に出しっぱなしの肉でも一生凍っている。

 

 

。。。

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ウルムチも変わったねえ~(白目)

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日本よりきれいやないか!

突っ込んでも誰も拾ってくれないところが一人旅最大の弱みである。

 

 

モスクは原形をとどめている。中国っぽくなってなくてよかった。

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ただ、ウイグルイスラム教徒は異教徒をモスクに入れてくれないのでここまで。

トルコのモスクは異教徒ウェルカムなので、よく入れてもらって休憩していた。

トルコに行った時も寒かったけど、モスクに入ると床暖房&暖房完備でこたつに全身浸かったような気分になるのだ。

 

お、なんかちょっと趣が。

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ここで、ウイグル人のおばちゃんから蒼い青山椒を買った。

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蒼いやつ日本で買えるかと思って、ぜいたくに使ってしまったが、

ウイグル産の蒼は日本では超貴重品だったようだ。

どこかで見かけたら教えてください。

本当に香りがよく、和え物やラグマンにちょっと入れると涎が止まらなくなる。(ソガベ君は山椒に弱い)

 

しかし、店にかかったおんぼろの看板が既に完全に中国風っていうことは、

ウイグルの中国への同化政策も相当古くから行われてきたっていうことか。

 

隣の八百屋にて。

なんとこれは!!!!

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白菜の漬物。

さっきラグマンにピリ辛でほんのり酸っぱい白菜が入っとったと思うたらこれか。

 

漬物はウイグルでも生活に密着したものらしい。

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もしかしたら、さっきの白菜は中国東北部の酸菜とも関係があるかもしれないな。

真実かどうかはさておき、歩きながらああかもしれないこうかもしれないと妄想を膨らませるのが異文化と触れ合う楽しみの一つであり、旅の醍醐味である。

本当に気になれば後で調べればいいし、今はネットもないので調べる手段がない。

まあ調べても情報がないこともたくさんあるけど。

 

 

さて、今時間は14時くらいか。

北京よりかなり西なのに北京時間なので時間もあまりあてにならんが、

日没に間に合えば駅の西側の旧市街地へ行きたいところである。

 

続く