「あの日、ウイグル。」~大陸横断編~
漢字とアラビア文字のコラボレーション。
萌えますなあ(●´ω`●)ハアハア
これが見たくてここまで来たってもんです(半分本当)
こっからも漢字とアラビア文字のコラボレーション
沢山出てきますよ!!!!!ハアハア
さて漢字とアラビア文字にひとしきり興奮したらとりあえず腹ごしらえです。
清湯牛肉麺
ウイグル自治区では逆に珍しい(?)ケミカルブーストなインスタントスープ!!
中国に来てからというもの随分健康的な食生活でしたんで、
このいっそカップ麺、みたいな味が妙に沁みました。
ちなみにインスタント風なスープに似合わず麺と牛肉と大根はちゃんとしてました。
そうそう、現地では大根は牛肉麺に割と必須な具材なのです。
いや、しかし寒いのでラーメンがうまい。
さて、市場へ来ましたよ。そしたら早速今日イチの驚き。
スイカ。
このクソ寒いのにスイカ、、、まあ、冬に冬瓜みたいなノリか。
適当に写真をパシャっと撮ってデジカメの画面で確認したところ、
画面の右側にスイカが見えて「Σ(゚Д゚)」ってなった時の写真。
今、外気温-15℃です。
カルツォーネ。。。
ちなみに今ざっくりと確認したところ、ウルムチとかトルファンって地図上ではイタリアと日本のちょうど中間くらいにあるっぽい。
なるほど、ここからスイカとラーメンは日本に渡って、ラグマンとこのカルツォーネ風の何かは逆方向のイタリアに渡っていったわけか。(適当)でも確かにスイカって西の瓜やもんなそう言えば。
烤包子実演販売
吊るしてある羊から肉を切り出してミンチを作って、
ちょっと味して生地に包んで焼くんすよ。
生産者と顔の見えるお付き合い。
豆腐とマイタケ
マイタケはええけど豆腐は凍らんのかね?
あれから気温もうちょっと下がって今多分-17℃くらい。
いやもっと寒いかも。
鶏市場
みんな大好き鶏肉も元をたどればこういうことですからね。
羊が道端に縛って転がしてあったり、
道端の雪が血で汚れとるとか、
まあここは食べるということの意味を、現実を、モザイク無しで見せてくれますね。
風情ある~
風情ある~とかかってに言うてますがそういえばウイグル流の風情を俺は知らん。
いや、やかんとストーブがあればそれは風情に違いない。
これは全世界に共通する風情のはず。
Oh!Yeah-!
向こうからアピールしてくる拉麺マン。
ラグマンの面延ばし工程を一から十まで見せてもらいました。
結論。
これは手品。
羊肉串天国。
レバーとかハツとか日本ではそこそこにレアな部位まで指定できる!!!!
レバーとハツ下さい。
塩クミンソルトあああああああああああああああああああああああああああ
食い入るように見つめていましたら、ウイグル人の店員さん、お茶を下さいました。
おでん
まじなんでもあるね。
こっちの煮込みはなんかの内臓と思うけどこれは追求する気にならんかった。
まあモツ煮なんやけど。。。
そのモツがちょっと直接的すぎるというか。
地味に左上に月か火星が。
ラビオリ?水餃子?
まあどっちでもないと思うけど、じゃあ君の名は?
やばい、もうゲシュタルト崩壊して日本にも中国にもイタリアにもありそうに見える。
君の名は!君の名はああああああああああ!!!!!!!!!!
これは、、、食べるんやろうか。
一応食べ物コーナーにあったけど。
本日のお宿。
1500円くらいでしたな。
寒すぎるけど閑散期は良い。
そしてこの部屋に合った一冊の本。
おおおおおおお!
なんじゃここは!!!!!
そして気付いたら自分はホテルのフロントで、
受付の中国人のお姉ちゃんに話しかけていた。
「すみません、英語話せますか?」←ここだけ中国語
「はい、大丈夫ですよ。いかがしましたでしょう?」
「日本語話せるガイドさんって今いますかね?」
「いますよ。」
「TUYU VALLEYに行ってみたいんですけど。」
「かしこまりました。」
「今電話しますので。」
・・・
「はいもしもし?」←ここから全部日本語
電話の向こうで野太い声がした。
「あ、ガイドさんですか?」
「そうです、トゥユクですか?」
「トゥユクって言うんですか?」
「そう、ウイグル語ではトゥユク。行きたいの?」
「ここから何時間ですか?」
「あなたトルファンの次はどこ行くの?」
「シャンシャンです。」
「じゃあ、火焔山、トゥユク、ムクタム砂漠の順に周れるよ。それで朝出て、夕方にシャンシャンに着くよ。ムクタム砂漠はシャンシャンの街の外れだから。」
「まじですか!いくらですか?」
「1200元だね。安いよ。」
「・・・(安くないしw)ちょっと安くなりません?」
「朝ごはんと昼ご飯はついてるから。」
「まあ、じゃあそれでいいです。」
超絶ぼったくり価格やろこのオヤジとか思ったけど、
いくら払ってもいいか。まあ、閑散期やし高いのはしょうがない。
とりあえずトゥユクに行きたいと思って、
バシッと気前よく1200元を支払った。
続く