インドでインド人からインド料理を習う(料理教室以外)
こんにちは。
いきなりですが今回は
"インドでインド人からインド料理を習うとそれがどれだけ楽しいか"
ということを力説したいと思います。
はい、この記事は自己満です。
いつも以上に。
では、行ってみましょう!
「インド人に知り合いがいるの???」とよく聞かれるんですが、
ほとんどいません。(いるにはいるけど別に飲食とか関係ない)
僕も最初はキッチンを覗き込んでいるだけで、
とてもインドでインド人からインド料理を直接習おうとは全く思っていませんでした。
だいたいのインド人はずーっとじーっと見ていても全くこっちのことを気にしません。
なので見放題。
「あー、パニールドピアザってこうやって作るんか~。。。」とか
カレーを作った後のフライパンはいちいち洗わないけど
どうやら"洗わなければならない"場合と
"洗わずに続けて作れる"場合があるらしいとか、
例えば、
「マッカーニ系→バターチキン」 洗わないでいいw
「チキンマサラ→パラックチキン」 これも洗わないでいいw
「マトンカレー→ベジマサラ」 洗う
みたいに見ているとそれだけでもいろいろわかった気になります。
お次はデリーのメインバザール "パハールガンジ"
パハールガンジの裏路地には
川魚、川海老などの水生生物縛りのエリアがあります。
そこの食堂のおっさん
川海老のカレーを作って見せてくれました。
こんな感じで愛想良く見せてくれる人もいます。
でも言葉はあんまり通じないことも多いので、
何を使ったかは聞き出せても、正確な分量までは教えてもらいづらいです。
分量を聞いたときによくあるのが、
「これは a little」
「これもa little」
「これはvery.....(ほんのちょっとというジェスチャー)」
といういかにもインドな受け答えw(ちなみに僕はこのやり取りが結構好き)
後は手元をみて味見をさせてもらって「あーこんな感じね~」と。
では次、
お願いして入れてもらったお宿のキッチンです。
頼んでみたらいけました。
薄暗い。。。!!!
ミックスベジタブルマサラ
マライコフタ
チャパティを教わりました。
ちなみにお宿のキッチンはだいたいそんなに忙しくないので、
厨房に入れてもらえることになったとしても、
注文がタイミング良く入らなければずーっと待ってないといけません。
もしくは自分でオーダーするか。
上手に膨らんだチャパティ。
では次!
ここは「飯が美味しかったので教えてくれ」とお願いしました。
ちなみにこの店、今はもうないそうです(泣)
いやしかしここのビリヤニは美味しかった。
暑すぎてお店は暇だったんですが、
僕がいる時に友達が来て「勉強したいやつ頼むから教えてよ」
と言ってくれたりしたのと、
タイミング良く他のお客さんからもオーダーが入ったりして
ここでは大分勉強できました。
ちなみにこのお店では「教えてやるからベジギョウザの作り方を教えてくれ」と言われ、
なんとかやりましたw
中身はたまねぎ、じゃがいも、カリフラワーw
次はマナリーで繁盛しているパンジャブ料理店。
ここは史上最大の大収穫でした。
オーナーに厨房の中見せてって言ったら即okしてもらたうえに
たくさん見せてくれて、さらにはいろいろ作らせてくれました!!
この店かなり忙しくてロティも焼きっぱなし。
ちなみにナンはあんまり人気ないです。
ピーク時は残像が見えるほど忙しい。
↑メインシェフです。
ジーラライス。
とてもシンプルなジーラライスでクミンシードとクミンパウダー少々、塩だけ。
それで十分うまかったです。
よし、じゃあ次お前やれ。
オーナーの指示でメインシェフとタッチ交代!!w
メインシェフと俺がまさかの、
タッチ交代!!!w
これ通常のオーダーでお客さんに出すやつなのに!!!w
チキンララ、ラムキーマ、バターチキン、ダルマッカーニ、パニールマサラ、ジーラライスなどなど
いろいろやらせてもらいすぎて全部覚えてません
。
横では仕込みもやってます。
空気が辛くて目と鼻が痛いと思っていたら
隣の鍋でマスタードオイルで玉ねぎ炒めてました。
ラジママサラ(金時豆のカレー)の途中だったんですが、
その流れで習いました。
記念撮影。
ファンキーなシェフで、ノリ良くいろいろ教えてくれました。
「タンドールもやれ」と言ってくれたんですが、
当時の僕はタンドールをまだ触ったことすらなく。。。断念!!!
今もう一度ここに行きたいです。
そしてこのあとオーナーから一つの試練が。
「明日何かカレー作ってくれ。よろしく。」
「Mjsk!!!!」
「必要なものがあれば買ってくるよ。」と、メインシェフ。
「んー、なに作ろう。。。」
いろい悩んだあげく、サンバルを作りました。南ですけど。
メインシェフからは合格点をゲット。
よかったよかった。。。(;´д`)
いやしかしここで習ったことは今に至るまで自分の宝です。
ありがとうございました!!
そして最後、
ケララのコチです。
今回の先生はこのファンキーなムスリムシェフ。
そのノリと仕草は完全にビーボーイで
リズムに乗ってステップを踏みながらカレーを作ったりする。
ちなみにここのボスだそう。
今回はなんかあのシェフ、ノリ良さそうやなー」と思って、
「カレー作らせてや!!」ってお願いしたら
自分達のオーダーを作らせてくれました。
楽し~!
ライブ感溢れるオープンキッチンで自分のオーダーを作る!
これぞライブの極み!!!w
ちなみに僕が作っているのはミーンモーレーです。
手前の鉄板では魚が丸々一匹焼かれてます。
テンソン上がるッ!!!
グレービー完成!!!.味見!!!
いやー、僕は誰が何と言おうと、
あんな感じの粉臭いミーンモーレーが大好きですよ。
ターメリックらぶです。
ちなみに魚は生焼けでしたw
そして完成品の写真がありません。
毎度ここぞというところで写真を撮らないとか
カメラ持ってないとか
カメラ電池切れとか、
携帯無くすとか、
僕の悪い癖です。
っていうかこのケララの写真は全部頂き物です。
すみません。(携帯もってなかった。)
↓やけに写真に写りたがるスタッフ。
こんなシェフもいるんだなw
俺は彼とは気が合いそうです。
ちなみに店名はソルト&ペッパーです。
コチへお越しこさいはヨロシク
以上!!
インドでインド人からインド料理を習うのは楽しいということが
少しでも伝わったならば幸いです―!
最後までお読みくださりありがとうございました!