そこにあるミャンマー 後編:増上寺ミャンマー祭り
2015/11/28の記事の加筆修正版です!
11/28-29
増上寺ミャンマー祭り
前回の記事「そこにあるミャンマー 前編:高田馬場ミャンマータウン」で、
http://neo-culture-journal.hatenablog.com/entry/2016/08/16/002033
高田馬場のミャンマー人街を訪ねたときにこのミャンマー祭りのことを知り、
そして今日、このミャンマー祭りへ。
それらを育むミャンマーの気候風土、
そしてそこで暮らす人々のことをもっと知りたい。
私は今の今に至るまで、自分自身の強すぎる知的
好奇心を飼い慣らせてはいない。
まず、ミャンマー祭りの率直な感想を。
最高でした。
というわけでこれから
この祭りで感じたミャンマーの魅力をプレゼンしていこっかなと思います。
増上寺到着。
中に入るとブースがたくさん並んでいます。
入った瞬間から楽しそうな雰囲気を感じれます。
本気でミャンマーのこと日本人にもっと知ってもらいたいっちゅう
ミャンマー人たちの祖国愛と
ミャンマー大好き日本人たちの想いの結晶がこの祭りということなんだと思います。
民芸品も多数。
ミャンマーは多民族国家なので民芸品のバラエティーも豊富なようです。
スタンプラリーもやってました。
せっかくやしコンプリート目指すで。
めちゃくちゃ美味しそうですね。ヨダレ,,,
今日は食べ過ぎ必須です。
インドで言うスジハルワ(粗い小麦粉のセモリナ粉を使って作るお菓子)みたいなものかな。
って思ったら値札のとこにスジハルワって書いてありました。
見た目通り、めちゃくちゃ美味しかったです。
このミャンマーコーヒーは浅煎りでスッキリ爽やか系。
皆様にはぜひブラックで飲まれることをお勧めしたい。
ミルクやクリームには負けてしまいそうな感じ。
ミャンマーヌードル!
トムヤム、海藻?海苔?、キムチ!!、キムチ???
原料の水がいいのか、飲み心地がとてもスムーズでうまかったっす。
度数ほどのアルコール感もなく焼酎苦手な方でも
割って飲めばスルッとイケそうですね。
ちなみにおすすめの飲み方は蕎麦湯割りだそうっす。
ちなみにちなみにミャンマーではそば粉の料理は無いんだそうです。
来ましたラペットゥ!
これ、大好きっす。
簡単に言うとお茶っ葉のピクルスで、
ナッツと一緒に食べるのが現地流。
お茶っ葉は日本ではほとんど食べませんが、
日本人の口にはとても合います。辛い以外は。
でのいいつまみになるんですよ、これが。
質もいいんでしょうね~今まで食べた中では最高のラペットゥでした。
お茶も素敵でした。
中央の美女二人がミャンマージャンケン大会をやってます。
民族衣装もかわいいし、
ミャンマー人のお姉ちゃんもたちも美人さん多いです。
前回で訪れた日本ミャンマーカルチャーセンターの所長マヘーマーさんもすっげえ美人さんでしたしね。
いやしかしすごい人でなかなかなの盛り上がりです。
天気も雲ひとつない快晴で、そんな寒くもなくてお祭り日和でした。
出店コーナー。
こっちもなかなか盛り上がっています。
でもミャンマーなんて行ったこともない人の方が圧倒的に多いと思うのですが、
ミャンマー祭りやりますよーっていって、
これだけの人が興味を持って集まってきてくれるっていうのは
見ていてこっちが嬉しいです。
さっきまでもいろいろつまんでましたが
ミャンマー飯。
8割くらいのものは見たことも聞いたこともないです。
後はタイ系、インド系もあるみたいです。
ちょっとつまみ食いしすぎて、今微妙に満腹なんで
ご飯はいったんスルーしますw。
最初に食べたスジハルワがすごいお腹にたまってます。
写真展もやってました。
この秘境っぷりびびるわ。
ミャンマー行きたくなりますね、本当に。
できることならすぐにでも行きたい。
そして今度こそミャンマー飯です。
と思ったらおやまあ
こんなところでおせち。売れるんかな。
でももうそんな時期ですね。
ミャンマー飯は、やきそば、ソーセージ、豆と魚のそうめん汁モヒンガーに挑戦。
やきそばは、ほぼパッタイでした。まあお隣の国ですしね。
カオソーイもほぼ同じものがあるし。
モヒンガーは煮干、パクチー強めで最高でした。
ソーセージは春雨入り。春雨がプリプリでうまい。
食べるのに夢中でまた写真を撮り忘れました。
スタンプラリーもコンプリート。
スタンプのクオリティーも高いです。
ちなみにこのスタンプラリーの懸賞で当たったのはミャンマーグッズではなく
増上寺グッズでした!w
ステージもこの盛り上がり。
ミャンマーの伝統的な音楽はなぜか響きが懐かしく
思わずぼーっと聞き入ってしまいました。
ご飯も口に合うし、どうやら僕の体はミャンマーと相性がいいようですね。
みんなめちゃくちゃ楽しそうに踊るですよね。
なんか見ていていいなーって思います。
お祭りのまだまだ盛り上がりは続きそうです。
ミャンマーの文化にも食にも触れることができて、
すごくいいお祭りでした。
いつかこの記事の続きとして、
現地からのレポートを皆様にお届けしたいです!
そこのあるミャンマー 前編・後編
一旦完結。
そこにあるミャンマー 前編:高田馬場ミャンマータウン
以前、大久保に点在する輸入食材店に体当たり取材を試みた時に
とあるお店の店主から
という話を聞いた。
(新大久保の輸入食材店に体当たり取材をした時の様子は、後日別の記事にて配信予定です。)
想像もつかない。
自分にとっては未だ未知の国である。
世界を旅しているときに
未知の世界に足を踏み入れる瞬間のあのわくわく。
今感じているのはそれに似た感情だった。
気が付くと私は
高田馬場行きの日程を決めていた。
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というわけで高田馬場。
しかし実は横浜中華街や三ノ宮南京町のように
分かりやすくエリア化されていないのである。
少し前までは「いかにも!」な通りもあったそうなのだが、
今はなくなってしまったそうで、
ミャンマー人の経営する輸入食材店や飲食店が高田馬場に点在している
といった具合。
一件一件まわってもよいのだが効率が悪いし
ミャンマー人街としての全体像が掴みづらい。
少し調べてみると
NPO法人日本ミャンマーカルチャーセンターという組織が存在するらしかった。
そこを訪ねれば、高田馬場のミャンマー化の全体像が掴めるのではないか。
そう考えた次第である。
普通のアパートの中にあるっぽい。
あった。
ミャンマー祭り。。!!!
丁寧に作られたポスターから力の入れ具合が伝わってくる。
絶対行きたい。
チャイムを押すとセンターのスタッフさんに対応してもらえた。
突然の訪問にもかかわらず暖かく迎え入れてもらえた。
室内にはミャンマー関連の小物や楽器。
ここでは在日ミャンマー人の日々の暮らしのサポートや、
日本人向けにミャンマーの言葉や文化を紹介したりする活動が積極的に行われている。
詳細は以下を参照されたい。
http://xn--1dkbm8d2b2649g.com/
所長のマヘーマーさん。
突然の訪問にも関わらず暖かく迎え入れてくださり、
いろんな質問に答えてくださいました。
本当にありがとうございました。
その理由ですが、中井にはミャンマー人のお坊さんのいる仏教寺があり、
日本に出稼ぎに来たミャンマー人達が彼を頼って中井に集まりだしたんだそうです。
しかし時間が経つにつれて高田馬場の方が通勤なども便がよいということで
さて、それではマヘーマーさんに教えていただいた飲食店や輸入食材店の位置情報を基に探索を開始。
ミャンマー料理店は高田馬場から早稲田にかけてかなりの数が点在しているます。
が、今回は取材に使える時間がもう後半日しかなく、訪ねる場所は絞るしかなかった。
というわけで今回は「タックイレブン高田馬場」というビルに狙いを定めた。
このビルの中に輸入食材店も飲食店も集まっているらしい。
到着。
のっけからなかなかパンチが利いてるな。
しかしタックイレブンの8階にミャンマー系のお店が集中しているようなのだが、
上に上がる階段が見つからない。
エレベーターが違う場所にあるのかと思い
裏に回ると。。。
お???
おお!!!!
いざ8階
そこにあるミャンマーへ。
この階は全てミャンマー人の営む輸入食材店で、
一店舗は食堂
本場ミャンマーの食堂飯が味わえる。
どうやらミャンマー人の学生のために利益を半分無視してやっているようです。
そしてここにきてまさかの事態
一店舗を除いて「写真撮影不可」ということでした。
というわけで唯一写真撮影の許可が降りた店舗の写真を。
店内どこも写真のようにきれいで
整理整頓もしっかりとされています。
食堂のご飯もいただきました。
この写真は後日再訪したときに撮らせてもらえたものです。
どうやらこの食堂は
ミャンマー人の学生のためにやっているということもあって
ミャンマー人以外のイートインは基本的にお断りらしいので、
これから訪ねようと思われている場合は
相手方に最大限の配慮を。
テイクアウトは普通にさせてもらえます*
いやしかし美味でした。
タマリンドリーフの炒め物
エビ、川魚、豚肉、牛肉の煮物
酸っぱいスープ
知らない料理ばっかりで名前も覚えられませんでしたが
本当に美味しかった。
僕の周りでミャンマーに行った人は
結構現地の食事をひどく言うのだけれど
ここで食べたミャンマー飯は本当に美味しかったです。
地方によって宗教も違ったりしているようで
食文化もかなり多様らしい。
まだ出会わぬうまいものもきっとたくさん眠っているに違いない。
ぐるっと一周食べ歩きしたいですね。
ミャンマーのことを知りたい、感じたいという方は是非
高田馬場へ。
次はミャンマー祭りに行きますよ!!!
後編:増上寺ミャンマー祭り(2014/10/18)に続く。
Fotos: Kaiware